久々に書いています。
もうどのくらいぶりなんだろう(^^;
気づいてみたらいろいろな仕事が落ち着き、自分の趣味に使える時間もゆっくり増えてきています。
小説では「金城一紀」のおもしろさを発見して、一日一冊のペースで読み、DVDもまた見始めているところです。
今日観たのが「大統領暗殺」という作品。邦題が「ブッシュ暗殺」だったのが、某所から圧力がかかってそのタイトルに落ち着いたとの事。
2006年のトロント国際映画祭では国際批評家賞を受賞したイギリスの作品です。
最初に流れるクレジットがなかったら、これが事実を追ったドキュメンタリーだと勘違いしてしまう人もいるかもしれません。とてもよくできています。
もちろんジョージ・ブッシュは暗殺されませんでしたから、事実とは違うわけですけど、それにしてもよく描かれています。
本人たちが出てくるんだもの。
ブッシュが暗殺されて、副大統領のチェイニーが大統領に就任するのだけど、ああいうタイミングのシーンをどっから拾ってきたんだろう。
この監督さん、ただものではありません。
それにしても、こういう作品を上映できるというのも、平和な国家なのかのリトマス試験紙かもしれません。
アメリカでは当初500以上の映画館で公開される予定が、政治的な圧力で数十に減っちゃったといいます。
日本ではいつ公開されたんだろう。
タイトルがあまりにもつまらないので、新聞で目にしていたけど足をはこばなかったんだろうな。
映画の持つ力を、また少し発見してうれしい今日この頃です(^^