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2013年5月9日

心が強い時に観て頂きたい映画たち②

 久しぶりにまた映画の事を書かせて頂きます。
「心が強い時に観て頂きたい映画たち②」
           …複数形にしてみました。
今回の映画は
「アメリカン・ヒストリー X

 アメリカのレイシスト(人種差別主義者)の壮絶な状況が胸に強くのしかかります。
名作です。
私はエドワード・スコット・ノートン(ファイト・クラブ主演の一人)の最高傑作だと思っています。

 兄デレク(エドワード・スコット・ノートン)は白人至上主義者。
 弟 ダニー(エドワード・ファーロング/T2の子役)は、その兄を崇拝しています。

 憧れの兄 デレクは黒人二人の強盗を殺した罪で警察に捉えられ、三年の刑期に服します。
 刑期を終えて出所して来たデレクは、まるで牙が抜かれたように、穏やかな人物に変わってしまっているのです。
 いらだつ弟ダニーは、逆にますます白人至上主義思想を加速させて、中盤から一気にラストまで引っ張って行きます。

 人生は一度だけです。
 例えば私が白人至上主義者の発想や思いを体験する事は、おそらく無いのです。
 しかし映画の名作達は、それらを、まるで我が事のように体験させてくれるのです。
 感動というのは、そういう事だと思います。
 この「アメリカン・ヒストリーX」、とても重い映画ですけど、映画好きの方は元気な時に観てほしい作品の一つです。

 この作品で書き取ったセリフがありました。
「憎しみは担いきれない荷物、怒りに任せるには人生は短すぎる…」

 元気な時に、どうぞ。


2013年4月10日

心が強い時にみて頂きたい映画 ①

 ブログもなかなかかけなかったのでけど、書き始めたら、また一日100人くらいの方達がのぞきに来てくれて嬉しいです。

 その中の方達から「映画の話も読みたいです」というメールも届き始めました。

 そういえば、メルマガ「映画とたのしい授業はやめられない」を書き始めてから、このコーナーに映画の事を書く事はなくなりました。
 もう一年くらいになるのですね。
 
 久しぶりに、映画の事をかかせてください。

 メルマガにいつか書こうと思っているけれど、ずっと書かず仕舞いだと思う作品たち…でも間違いなく名作たちです。

 ただし、元気が無い時にみてはいけません。
 
まず「ディア・ハンター」です。
 名作です。
 名優ロバート・デ・ニーロとクリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープなどそうそうたる役者がそろっています。
 
 「ディア(鹿)ハンター(狩人)」 というタイトルなのですけど、本当のメイン舞台は戦地です。

 親友三人の鹿狩りをたのしむアメリカの日々と、ベトナム戦争の狂気とが表裏を織りなすストーリー展開です。

  私は観て後しばらくは、誰とも口をききたくありませんでした。

 観ているそれぞれの人に、何かの衝撃を与えずにはいられない作品です。

 ベトナムをあまりにも惨く描き過ぎだという避難も巻き起こった作品ですけど、ベトナムがどうかというのではなく、戦争が狂気なのです。

 クリストファー・ウォーケンは、賛否いろいろある俳優ですけど、この中のウォーケンはすごいなと思います。

                             以上

 

2011年12月31日

やられた(4)…愛すべき作品 イン・ハー・シューズ/キャメロン・ディアス おまけ

四〜五年前、敬愛する島さんと、キャメロン・ディアスの評価が分かれたけれど、このインハー・シューズを観て後のキャメロン・ディアス評はどうなったか、それを書いておきたいと思います。

キャメロン・ディアスは女優として、道を少し違えてしまったかもしれません。

「チャーリーズ・エンジェル」
でギャラが20億円を突破し、トップ女優の位置にいるとはいえ、
いやそれ故に、相変わらず

「ナイト&デイ」や
「グリーン・ホーネット」
といった作品を中心にしてしまっています。

イン・ハー・シューズの中でみたキャメロン・ディアスの演技力は、なかなかのものでした。もちろん監督の力と共演者たちの力のおかげも大きいのですけど…


イン・ハー・シューズ

を観て、キャメロン・ディアスの評価が変わったのか?

確かに変わりました。

女優として見直した、という表現がぴったりです。

ただし、彼女というキャラクターそのものは、私にはまだ苦手なままです(^^ゞ
以上








やられた(3)…愛すべき作品 イン・ハー・シューズ/キャメロン・ディアス

「イン・ハー・シューズ」
はとてもたくさんの人たちに観てもらいたい作品です。

このサイトを観てくれている方たちには、特にそう思います。

この作品の中には、愛すべき人物たちが、とてもたくさん登場します。


キャメロン・ディアスの姉の役トニ・コレットが、とてもすてきです。


シックス・センスで、コール少年の母親役をしていた人です。彼女は、その作品で、アカデミー助演女優賞にノミネートされた実力派です。

自由奔放に生きる妹、マギー(キャメロン・ディアス)に翻弄されながら、地味に生きる女性、姉ローズを演じます。
写真右側の女性です。


キャメロン・ディアスに「本を読んでくれないか」と頼む盲目の元大学教授、ノーマン・ロイド(右でベッドに横たわっている人物)。
彼もすごくいい。



彼は、俳優だけでなく、TV 刑事コロンボの監督もしてもいるんですね。

それから、偉大なる女優シャーリーン・マクレーン。


マギーとローズのおばあちゃん役を演じています。
とてもキュートなおばあちゃんです。
彼女は、スピリチャル系(あの世とか霊がついているとか)の本をいろいろ出しているので、基本的なところでは眉唾で話を聞かなくてはいけないのですけど、女優としては偉大です。

歴史上に名を残すような人物が協力する監督というのは、多くありません。

監督はカーティス・ハンソン。

L.A.コンフィデンシャルの監督です。

その作品ではアカデミーの脚色賞をもらっています。

中身が分からないように、でも、観てほしくて、こういう書き方になっているのですけど、この作品は、映画通の私が、心から勧める作品の一つです。

2011年が終わるまで、まだ間に合います。
今年のラストに…

あるいは、明日2012年の始まりの日に、ぜひ観て欲しい作品です。

以上。

おまけとして、キャメロン・ディアス評に続けます。







やられた(2)…愛すべき作品 イン・ハー・シューズ/キャメロン・ディアス

さて、前回の続き

優れた映画批評家「島さん」と「キャメロン・ディアス」の作品に話が及んだ時の事です。

私が
「メリーに首ったけ」の頃から、わたしはキャメロン・ディアスは苦手なのです」

と言うと

「彼女は、イン・ハー・シューズで、とてもいい味出しているんだよ…ぜひ観てよ」

と島さんが言うのです。

「いや、もしその映画がよくって、キャメロン・ディアスを気に入っちゃうのも何なので遠慮しときますよ(^^」

と答えて、その後すぐだったのでしょうねきっと…

私のパソコンが壊れてしまい、中のデータが取り出せず、島さんとはそれきりになったのです。


以来、ずっと、島さんが語った

イン・ハー・シューズ

の事が頭にあります。
もちろん
「あんな事いったものの、島さんの強いおすすめなんだから観なきゃな」
とか思って、DVDは四〜五年前に買ってあったのです。

さて、いよいよ、その作品の話に入ろうと思います。

私は、このサイト「樹楽庵」の2011年初めに、「ランディ・パウシュ」の事を書きました。


「まだ今年は始まったばかりだけれど、この動画が、これから一年私がみるどの動画よりも、一番感動的な、一番優れたものだと思います」
というような内容だったと思います。


今年2011年の初頭に観たそのパウシュの動画も、
今、その最後の日に観た「イン・ハー・シューズ」
も、とてもすばらしい作品です。

一年の最後に、こういう映画を観る事ができて、とても嬉しい気持ちです。

ここらで、項を改めます。


やられた(1)…愛すべき作品 イン・ハー・シューズ/キャメロン・ディアス ①

この項を綴る時に、敬愛すべき兄貴「島さん」の事から書かせてください。

わたしの映画評はかなり辛口で、というか、とても正直に書くので
「それだから気に入っている」
という人も多いのですけど、その辛口・正直評は、以前メールでやりとりしていた「島さん」という人物のおかげでもあります。

島さんは、わたしのwebサイトに書く映画の話を気に入ってくれて、メールをくれた人物の一人です。
お互いすぐに打ち解けて、いろいろな作品について語りあっていました。

島さんの語る映画評にはとても教えられる事が多くて、私よりもずっと好き嫌いのハッキリしている人でした。

彼は、国際会議などが開催される事前準備でいろいろな国を飛び回っていた人物したが、海外からもよくメールが届いていました。


そのやりとりの中の一つが、スピルバーグ評です。
 スピルバーグの「激突」という作品の話になった時、わたしが「彼は人々がどういうところで興奮するのか、すごく的確につかんでいると思います」
と書くと、すかさず

「最近作のミュンヘンを観たかい?…どう感じた?」

と聞いてきます。


「スピルバーグのもつユダヤ人の血があの重さを醸し出しているのだと思う」と返すと

「あの女性のスパイの処刑シーンを観たかい?
あんな描き方ができる人物を、ぼくは認めない。
どうして、あのストーリーにあんなシーンを出す
必要性があるんだ!」

きっぱりと言い切る… 憤りと説得力を重ねた言葉でした。

 どこかにも書いたのですけど、かつてのサイトもメールも既にアクセス・キーを無くしているので、島さんとのコンタクトの方法は無いのですけど、どこかで、わたしのこのサイトを目にする機会があったら、ぜひ連絡を下さい。
心からまっています。

はじめが長くなりました。
これから書くのは、島さんと語り合った中の一つ
「キャメロン・ディアス評」です。

(2)につづく

2011年12月25日

映画 リアル・スチール お勧めします! おすすめ

前回の<ミッション・インポッシブル4 ゴースト・プロトコル>を、お勧めしません、と書いたら、
「じゃあ年末、何見ようかな?」
というメールが届きました。

今なら<リアル・スチール>をお勧めします。

たいした事ないだろう…
と思っていたのですけど、ミッション・インポッシブル4 ゴースト・プロトコルの後は、もう観たいものがあまりなくて、妥協して映画館に入りました。

子役のダコタ・ゴヨが絶賛されています。

確かによい。

でも、ある意味、鼻につく演技も気になります。

そういうところをカバーしてあまりあるのが、ATOMを初めとする、ロボット達のリアルティーです。

ATOMが土から掘り出されて、リヤカーに載せられているシーンなど、明らかにCGでは表現できない、いい味が随所に出てきます。

アトムという名前自体、日本人のわれわれにはたまりませんし、初めに出て切るロボットのボディーには日本語がすごく目立つように描かれています。
監督・脚本家は日本の手塚治虫にかなり敬意を表してくれている事がはっきり分かります。

年末、時間ができたけど、映画は何を観たらいいのかなぁ…
と考えている皆さん
リアルスチールはいかがですか?

2011年12月24日

映画 ミッション・インポッシブル4 ゴースト・プロトコル/おすすめしません

やっと時間のやりくりができるようになって、「ゴースト・プロトコル/ミッション:インポッシブル4」を観た。

















正直に書きます。

期待はずれでした。

アクション的にも、映像の迫力を比較しても、2とか3の方がよかったです。

しかも、ストーリーが単調過ぎる。

3にもアカデミー賞レベルの実力派を持ってきていた(フィリップ・シーモア・ホフマン)のですけど、この4でもいい役者を持ってきています。

ジェレミー・レナー(右)です。


ハート・ロッカーでアカデミー賞を受賞した人物です。


ミッション4では、トム・クルーズと行動を共にする重要な役を演じたのですけど、これがもう全然よくない。


監督の演出がなってないのですね。


もっとずっと影響力・説得力のある演技ができる俳優なのにとても残念でした。


トム・クルーズ…そろそろ先が見えてきたか。

2011年12月6日

始まりが大好きな映画 love actually ラブ・アクチュアリー/映画レビュー/英語で英会話

数々の映画を観て来た中で、このラストはGoodだ、という作品はいくつもあります。
けれど「この始まりはGoodだ」という作品は、少ないのです。


その少ない中で、リーサル・ウェポン3の時限装置を外すシーンはスリリングで笑えます。






これから書く「ラブ・アクチュアリー/love actually」の始まりのシーンは、とてもすてきです。

こんなモノローグからスタートするのです。


Whenever I get gloomy with the state of the world, I think about the arrival's gate at Heathrow airport. 


General opinion started to make out that we're living in a world of hatred and greed. 


But I don't see that, seems to me that love is everywhere. 


Often it's not particularly dignified or newsworthy, but it's always there, fathers and sons, mothers and daughters, husbands and wives, boyfriends, girlfriends, old friends.

 When the plane hit the Twin Tower, as far as I know, none of the phone calls from people on board were messages of hate or revenge.


 They are all messages of love. If you look for it, I've got a sneaky feeling you'll find that love actually is all around.


そのモノローグの後ろに映し出される映像のすてきなこと…






訳してみますね…


Whenever I get gloomy with the state of the world, 
世の中の事に嫌気がさしてきたらいつも、
I think about the arrival's gate at Heathrow airport.
私はヒュースロー空港の到着ゲートを思い浮かべる。
 General opinion started to make out that we're living in a world of 
hatred and greed. 
我々は憎しみや強欲の世界に生きているのだと、人はいうけれど、
But I don't see that, seems to me that love is everywhere. 
わたしにはそうは見えない…愛がいろいろなところに満ちているのだと思う。
Often it's not particularly dignified or newsworthy, 
特に崇高なものでなく、ニュースになるというようなものではなくても、
but it's always there, fathers and sons, mothers and daughters, 
でもそこに愛はいつもある…父と息子、母と娘、
husbands and wives, boyfriends, girlfriends, old friends. 
夫と妻、ボーイフレンド、ガールフレンド、古き友…
When the plane hit the Twin Tower, as far as I know, 
ツインタワーに飛行機が激突した時でも、私が知る限りでは、
none of the phone calls from people on board were messages of hate or revenge.
乗客がかけた電話は、憎しみや復讐の内容ではなく、
 They are all messages of love. 
全て、愛のメッセージだった。
If you look for it,
周りを見渡してみれば、
 I've got a sneaky feeling you'll find that love actually is all around.
あなたもきっと、周りに愛が満ちている事に気づくのだと思う…




映画の中身は、複雑なシチュエーションも出たり、浅い展開の部分もあったりするで、評価は様々でしょうけど、いつか始まりの部分だけでも、観てみませんか。





2011年11月28日

宮古にて 映画館/プロジェクター

宮古島で久しぶりに講座をして来た。
元気な方たちが多くてたのしくなる。
久しぶりの仲間たちともあえて、嬉しい一日となった。

朝早く着いたので
「時間があったら映画館に行きたいなー」と言うと、
「まず会場に行ってプロジェクターなどのセッティングをしましょう」
と言われて断念┌|∵|┘

会場では、友人に入手してもらったデータプロジェクターを試してみた。

カシオのXJ-350

7~8年前に発売開始されて、私が手に入れたものがそれから何年後に製造されたものかわからないのだけど、これがとても快適。

会場にセットしてあったエプソンのよく見る機種より発色がよいのです。

さすが、発売当初45万円くらいした機種、カシオさん本気で作りましたね。

プロジェクターを探している皆さん、自信をもっておすすめします。ちなみに、中古品市場で2万円台から3万円台で取引されています。中古品は当たり外れもありますから、近くに詳しい人が居たら、相談するといいですよ。

会場でのセッティングを終えて、
「さて映画館へ」と思ったら
「講座の前に食事を済ませましょう」
という当然の流れ…┌|∵|┘


さて本番。
講座でわいわいたのしみ、たのしんでいただき、元気に終了。

またこういうたのしい講座を開いてね、という嬉しい感想の数々に、単純に「はい」と答え、空港へ…

しかし、ぼちぼち映画サークル代表としては、ぜひ映画館をみておきたかったので、再度「映画館に行きたいなー」と言うと、空港に向かう途中に寄ってくれた(^ー^)ノ

「ここですよ」とおろしてもらって見あげると、なんと、映画館の名前は
「シネマパニック宮古島」
斬新だ。

しかし、エキサイティングな作品ならいざ知らず、ロマンスものとか、感動ものに会うような名前ではないな、でもよし。

料金は一般1600円。
沖縄本島と同じ。
しかしわたしの大嫌いな
「金持ちシート制度」がない。

これはすばらしい事だ。
庶民の娯楽に、裕福な者とそうでないものを区別するようなシートなど言語道断。

スクリーンは一つで、時間帯で作品を区切ってあった。

今度訪れる折には、ぜひ、映画鑑賞してから講座に突入したいものだなと思った(^。^)



2011年11月15日

映画 SOCE CODE/ミッション・8ミニッツ

映画の話を続けましょう…
最近観た作品で良かったのは、「Rise of the Planet of the Apes/猿の惑星 創世記」と「SOCE CODE/ミッション:8ミニッツ」です。

興行的に成功しているのは前者「猿の惑星」の方です。
ストーリーもすごくしっかりしていてお金もかなりかかっている作品です。
ただし、どちらかと言えば、わたし的に好きな作品は後者「SOCE CODE」です。

主演のジェイク・ギレンホールはすごくいい役者です。
きっと数年来にアカデミー賞を取ると思います。
「警告:このラスト、映画通ほどダマされる」という文句もなかなかよい。
ただし、そういう程だまされるわけではなくて、ラスト数分のどんでん返しと言われる部分が秀逸だという感じはありませんでした。
私に同感してくれる人も多いかもしれません。

ラストは抜きにして、それまでのプロットがなかなかよい。

映画通は観て損はありません。
予告編、のっけておきます。






2011年10月8日

映画 「はやぶさ」


 昨日は観月会があり、個人的にジョブス追悼の意も重なってかなり飲み過ぎた。
 飲み会の場で、アメリカの軍人さんがいてうで相撲したら、しっかり負けた。
 酔っていたからではなくて、実力で負けた(・∀・)
 さすがに軍人は鍛えているなぁ・・・筋肉もすごかった。
 久しぶりに負けたので、今日からまた腕立て伏せを初めてパワーアップを計っている。
 また試合しに行こうと思う・・・居たらいいんだけど(^^ゞ




 なかなか「はやぶさ」を観に行く事ができないままだったのだけど、やっと今日時間を作る事ができた。
 ハヤブサが大気圏で燃えていくシーンは、やはり涙が出てしまった。
 川口先生もすごく似ていた。
 以前、沖縄に来てくださった時に直接いろいろお話できたのだけど、あの堅さや必要な事を口数すくなく話すところなど俳優 佐野史郎の実力がしっかり出ていたな。
 的川師匠を演じた西田敏行は今ひとつだった…師匠の人間の大きさがあまり出ていなかったと思う。


 映画では内之浦のロケット発射場が何度か出て来たけれど、ああいうシーンを見ていると、ますます沖縄に宇宙開発基地を作りたくてならない。
 地球自転で発生する遠心力も大きいし、もともと日本の宇宙開発の魁 糸川秀雄もロケット発射場を沖縄に作りたかったのです。日本中の宇宙ファンが沖縄に集まって来ても、十分泊るところも確保できるし、なにしろアクセスがよい。
 発射の時には漁業権の問題が出てくる。いくつもの県と交渉を進める必要がある今の状況ではなく、沖縄一県での調整ですむ事になる。
 それに沖縄にはもともと軍事基地があるのだから、それを宇宙開発の最先端基地に変えるという事もなかなか有効な案だと考えている。


 映画はハリウッド公開にしては地味なカンジがしたのだけど、さてアメリカの興行収益がどれくらいになるのだろうか?

2011年9月20日

映画 LIFE IN A DAY.

映画 LIFE IN A DAY. は、Youtubeに投稿された、同じ日の、地球上の人々の営みを結び継いだ作品です。

この地球にすむ人々の同じ一日を見せてくれる、
それだけで、地球の繋がりを知る、魅力ある作品です。

その作品に、リドリー・スコット(エイリアン、グラディエイターの監督)と弟のトニー・スコット(トップ・ガン、スパイ・ゲームの監督)が絡んでいるとなると、さらに魅力は増して来ます。

この間の日曜日は、わたしの流派の空手昇段審査会でした。
その忙しさの遠心力を利用して、映画館に飛び込みました。

地球のちっぽけさと

冨める国、貧しき国の大いなる溝と

言い知れない切なさと

人々の幸せの形の多様さと

いろいろなものをカンジました。

刺激の強いシーンがいくつも登場して、わたしも何度か目を押さえました・・・

おすすめしてよいのかどうかわかりません。

ただし、秀逸な作品の一つだと思います。 
                    以上

2011年6月18日

愛すべき作品(映画) 180゜SOUTH/ワン・エイティ サウス

相変わらず週イチペースで映画を観ています。

ここ最近は宇宙関係の大きなイベントも重なって、ずいぶん忙しく過ごしていたので、その分、映画への期待も大きかったのですけど、残念ながら、わたしの期待を満足させてくれる作品にはめぐり逢えませんでした。

そんな中やっと今週、愛すべき作品に出逢えたのです。

180゜SOUTH/ワン・エイティ サウス

アウトドア派なら必見です。

アウト・ドアメーカーの設立者である二人が1960年代にパタゴニアを旅します。

その記録を見た人物が、自分もその足あとを辿ろうと旅にでる。

そんな話です。

風景がよい。

パタゴニアは私が南極に行くためのルートの一つに数えている場所なのですけど、これまで見てきたパタゴニアの映像の中で最もよかった(右)。

もう沖縄での上映は終了してしまったので、興味のある人はDVDを是非どうぞ。

アウト・ドア指向でない方にもおすすめしておきます。

2011年5月8日

今行きたい映画 ザ・ファイター

今行きたい映画の筆頭は
「ザ・ファイター」です。

 沖縄にはまだ来ていません。
たしか来週からだと思います。

アカデミー賞の助演男優賞も助演女優賞もとっちゃいました。
写真で弟の手を上に持ち上げている兄貴役のクリスチャン・ベイルが助演男優賞です。
弟役のウォールバーグもいい役者ですよ。

映画 岳 

「辛口映画評論家の樹楽庵です…」
と始まってしまうのをお許しください。

わたしの愛する「穂高」でロケをした映画なので期待を少しふくらませて、眠い目をこすりつつ出かけてゆきました。

困りました。

原作がもともと漫画だとは言え、それを実写版にしたわけですから、もっとしっかりストーリー練ってよ。
 ストーリーが行き当たりばったりの次元の漫画になってしまっています。
ちなみに、私は漫画も読んでいて、ま、漫画は漫画として楽しんだのですけど、実写版でそういうのをどんどん出していくっていうのには困りました。

冬山で吹雪に巻き込まれた事がない人でも、きっと気づくことでしょう。
ブリザードの中、恋人を救助に行き、力果て倒れた目の前のクレパス(岩や雪の裂け目)に、以前恋人にプレゼントしたマフラーの細い糸がほんの少しついていて、「ここだ!」とばかりに救助してしまう(・∀・)

そういうありえない偶然をふんだんに盛りこんで、しかも、副題とは逆に「山に行くとかなりヤバイぞ」という構成になっちゃって。

ま、でも私はまた山に行くけど…

みなさん、出ている俳優さんたちのファンだという場合でなければ、DVD「劔岳 つるぎだけ」を観たほうがよいとおもいます。
穂高の美しさは何度か出てきます。

でも、それ以上に、まいってしまうシーンが幾つも出てきます。

2011年2月6日

名作「ザ・タウン」 原題 The Town.

前作ソーシャル・ネットワークがあまりに良くなかったので、今回のザ・タウンも評判だおれだったらどうしようかと心配しながら映画館へと足を運ぶ。

ベン・アフレック(写真真中)が主演・脚本・監督の三役をこなしている。
評判倒れどころではなく、予想以上によかった。
私がクライム・サスペンスで最も評価しているのは「ヒート」なのだけど、それに迫る勢いを感じたし、ベン・アフレックはそのヒートをかなり意識してこの作品を作ったに違いない。

それにしても企業の宣伝作品にしかおもえないソーシャル・ネットワークがアカデミー賞の八部門もノミネートされているのに、名作ザ・タウンがノミネート一つというのはどういうわけだ。アカデミー賞にもきっとスポンサーがいるはずだから、そのスポンサーの意向に逆らえない構造が暗黙の了解的にあるのだろうな。
※最後に今回のアカデミー賞のノミネート作品の一覧あり

ザ・タウンでノミネートされたのは助演男優賞のジェネミー・レナーのみ。この右側の俳優さん。
確かに彼はよかった。
アフレックよりずっと真に迫る勢いがあったし、次に何をしでかすかわからない怖さがあった。
ヒゲが目立っていたので最初はわからなかっただけど、彼は二年前のアカデミー作品賞を受賞した「ハート・ロッカー」の主演をした人物ではないか。あの作品もなかなかよかった。
ベン・アフレックは主演賞にも監督賞にもノミネート無し。

 わたしがこの作品で一番気に入ったのはFBI捜査官を演じた「ジョン・ハム」。
これだけの存在感を出せる俳優がどうしてこれまであまり目立たなかったのか不思議でならないし、きっとこの作品でブレイクしてくれるに違いない。

というわけで、映画好きの皆さんにはおすすめです。


資料 第83回アカデミー賞授賞主要部門のノミネート
<作品賞>
-『ブラック・スワン(Black Swan)』
-『ザ・ファイター(The Fighter)』
-『インセプション』
-『キッズ・オールライト(The Kids Are All Right)』
-『英国王のスピーチ』
-『127時間(127 Hours)』
-『ソーシャル・ネットワーク』
-『トイ・ストーリー3(Toy Story 3)』
-『トゥルー・グリット』
-『ウィンターズ・ボーン(Winter's Bone)』


<主演男優賞>
- ハビエル・バルデム(Javier Bardem)--『Biutiful ビューティフル(Biutiful)』
- ジェフ・ブリッジズ(Jeff Bridges)--『トゥルー・グリット』
- ジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg)--『ソーシャル・ネットワーク』
- コリン・ファース--『英国王のスピーチ』
- ジェームズ・フランコ(James Franco)--『127時間』


<助演男優賞>
- クリスチャン・ベール(Christian Bale)-- 『ザ・ファイター』
- ジョン・ホークス(John Hawkes)--『ウィンターズ・ボーン』
- ジェレミー・レナー(Jeremy Renner)--『ザ・タウン(The Town)』
- マーク・ラファロ(Mark Ruffalo)--『キッズ・オールライト』
- ジェフリー・ラッシュ--『英国王のスピーチ』


<主演女優賞>
- アネット・ベニング(Annette Bening)-- 『キッズ・オールライト』
- ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)--『ラビット・ホール(原題、Rabbit Hole)』
- ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)--『ウィンターズ・ボーン』
- ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)--『ブラック・スワン』
- ミシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)--『ブルーバレンタイン(Blue Valentine)』


<助演女優賞>
- エイミー・アダムス(Amy Adams)-- 『ザ・ファイター』
- ヘレナ・ボナム・カーター--『英国王のスピーチ』
- メリッサ・レオ(Melissa Leo)--『ザ・ファイター』
- ヘイリー・スタインフェルド(Hailee Steinfeld)--『トゥルー・グリット』
- ジャッキー・ウィーヴァー(Jacki Weaver)--『Animal Kingdom』


<監督賞>
- ダーレン・アロノフスキー(Darren Aronofsky)--『ブラック・スワン』
- デヴィッド・O・ラッセル(David O. Russell)--『ザ・ファイター』
- トム・フーパー(Tom Hooper)--『英国王のスピーチ』
- デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)--『ソーシャル・ネットワーク』
- ジョエル(Joel Coen)&イーサン・コーエン(Ethan Coen)--『トゥルー・グリット』

2011年1月26日

映画「ソーシャルネットワーク」 原題The Social Network

忙しさの中でも相変わらず映画を観るゆとりがあって嬉しい。
体力も気持ちも充実しているのでしょう。
タバコ呑みの方々が「タバコを吸うと体調がわかる」っていうけど、そんな体に悪いことして体調を知るのではなくて、映画とかにいけばいいのにね。

さて、今年度のアカデミー賞に8部門もノミネートされたという「ソーシャルネットワーク」を観てきました。

 会員制の交流サイト「フェイス・ブック」を創設・運営し、巨万の富を手に入れている実在の人物「マーク・ザッカーバーグ」の半生を、デビッド・フィンチャー(ベンジャミン・バトン、セブン、ファイト・クラブなどの監督)が描いた作品です。
 
 アカデミー賞の前哨戦とか言われたりする「ゴールデン・グローブ賞」では最多四部門を制覇しています。


 いろんな映画情報サイトを覗いてみても、「注目度ナンバーワン」とか、いろいろ騒がれていたので、公開前から「これは行かなきゃ」と思っていた作品。


 観た感想を率直に書くと、私は失敗作だと思います。
 決定的だったのは、ラストの弁護士のセリフ・・・
「フィンチャー、あるいはプロデューサーの某、ザッカーバーグからお金もらっているに違いない」と思わせるセリフでした。


 映画の登場人物たちは、訴訟の和解交渉のテーブルから一歩も出ず、物語は進んでいきます。
 つまり、フェイスブックが誕生し、世界中に広がっていく過程を「回想」で見せていくのです。
 その「回想」の過程も、揉め事だらけで、現時点で進行中の「和解交渉」の現場も揉め事だらけですから、映画の構造上もごたごたしています。


 どうして、こんなに騒がれちゃったんだろう?
 何がそんなにおもしろいんだろう?


 わたしは思うに、他所の土地に乗り込んで自分たちの国を作っちゃったという、アメリカ人が大好きな「ヒーロー伝説」としてウケたのだろうな。
 かっこ良くもなく、人間づきあいも下手くそな人物が、恋人にフラれ、挫折していく中で、自分の才能を活かして巨万の富を築く、そんな即物的なサクセスストーリーが受けているのに違いない。


 今のところは、日本での評価もかなり高いけれど、私の予想としては、一時期グンと伸びて、しばらくするとドンと落ちちゃうのだと思う。


 こういう作品がアカデミーの主要部門の賞を取っちゃう可能性があるから、アカデミー賞は困ったものだなと思うのです。と同時に、おもしろいものだなと思うわけです(^^


 観に行く人たちは、ぜんぜん期待せずに行くといいと思います。


 それにしても、注目度ナンバーワンとかいう映画を、こんなに低評価に書いているのは、私といったいどういう人がいるのだろう?
 映画好きで、私と同じ評価をしている人がいたら、情報交換したいものです。
 

2011年1月18日

すごい勘違い?  映画「恋はデジャ・ブ」原題: Groundhog Day(グラウンドホッグディ)

わたしのブログを読んで、よくメールをくれるMさん(面識はナシ)と、グリーン・カードのアンディ・マクダウェルの話になりました。
Mさんによるとアンディ・マクダウェルとトム・ハンクスの「恋はデジャ・ブ」という面白い作品があるのだよ、との事。
? ?

わたしの記憶によと、その作品はアンディ・マクダウェルとビル・マーレイ(ゴースト・バスターズの主人公)の共演作。


Mさんに、それは勘違いで、ビル・マーレイでしょ、と書くと、いやいや、確かにトム・ハンクスだという。
でも、トム・ハンクスはこれ(写真・左)で、ビル・マーレイはこれ(右)でしょ。
ずいぶん違う、と思う…




と思ってよくみると、少し似てるのかな、という気がしてきた。

最近のトム・ハンクスはこう(下左)で、恋はデシャ・ブに出ているビル・マーレイはこう(右)だもの。




















でも、トム・ハンクスは二枚目として売り出してて、ビル・マーレイはコミカルさで売りだしていたわけだから、トム・ハンクスファンは怒るよね。

さて、似てるかどうかはその人の感覚に任せるとして、Mさんおすすめの「恋はデジャ・ブ」をこれから観ようと思います。



2011年1月10日

映画 雨に唄えば 原題Singin' in the Rain DVD

ずいぶん前に買っておいたDVD「雨に唄えば」のパッケージをやっと開きました。
1957年公開の米映画です。
この写真や、下のサイトにある歌のシーンなど、多くの人が知っている作品だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=WttNlbaECDY&feature=related


有名すぎる程有名なのですけど、映画好きの私もまだ観たことがありませんでしたから、きっと、多くの人がまだなんでしょう。

正直に書きましょう。
「一生のうちには観たほうがよい作品の一つ」です。
ミュージカルは苦手だという人にもおすすめです。

サウンド・オブ・ミュージックの場合もそうなのですけど、しっかりしたミュージカル作品は、意味なく歌い出すことはありません。しっかりしたストーリーの中で、必要な部分をミュージカルにしているだけで、踊ったりしているシーンは1/10もないと思いますよ。

中身がわかると困るので、中身については書きませんけど、サイレント映画の時代、映像に声をのせた今のようなトーキシステムに映画界が変わろうとする頃の映画人たちの物語です。
サイレント時代、地位も名声もある大女優が、実はその「声」がキーキー声で、とてもトーキの映画には耐えられない。その大女優のわがままに翻弄されながらも、恋を温めている男優と女優。そして、その周りの映画人たちの物語。
差し障りなく書けば、そんなところでしょうか。
映画の歴史を観ているような作品になっています。
もちろん登場人物たちはサイレントではなく、ちゃんと声を出しますからご心配なく。

時に笑い、時にニコニコしながらあっという間に時間が経ってしまうことと思います。

大脱走の時にも書いたのだけど、昔の映画はホントに「長撮り」なんですよ。ショート・ショートでシーンをどんどん繋げるのではなくて、一つのシーンを殆どカットなし(つなぎ目なし)で演じたりしています。
ダンスもすごくうまい。
ファッションも、そんなに古いというカンジはしません。

今は、著作権が切れているので、300円とか500円とかでDVDが手にはいると思います。
今年は、昔の名作をじっくり味わう年にしようかな。