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ダイエット入門
-シャングリラ・ダイエット-
樹楽庵版2008-6-26
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はじめに
呑み会が続くと自然と脂ものが続いて体重も増えてきます(^^ゞ何とかしようとか思っているうちに、次第に体重計に乗らなくなって、気づいたらとんでもないことになんかなっていたりして・・・
以前、空手の関係で筋力作りをやり直すことになり、ゴリラ食(バナナを中心とした果物食)にした時に、体重がどんどん落ちていき、結果的に筋力もアップしたんですけど、今回はアメリカで話題になっていて、最近やっと日本に紹介されてきた「シャングリラ・ダイエット」っていうのに挑戦してみようかなと思っています。
わたしの友人たちも「ダイエット入門講座」やろう、って話したら乗り気で、発表することになっています。で、いそいでレポートをまとめています。
シャングリラ・ダイエットとは
れにしてもへんなネーミングですよね・・・この「シャングリラ」っていうのは「理想郷」っていうような意味です。アメリカですごく騒がれているというのですけど、ほんとのところどうなのかよく分かりません。ただ、やっと最近になって日本でも本がでましたから、これから効果の具合がはっきりしてくると思います。
さて、そのシャングリラ・ダイエットです。
表紙には「カンタン」「食事制限無し」「リバウンド無し」っていうような、どのダイエット本にも書かれているような事がいろいろ並べられています。こういう事だけで飛びつく人はそういないでしょう。ダイエット法のうたい文句にはもう食傷気味ですから。確かにカンタンといえばカンタンです。
食べ物に視点を置くのではなくて、「食欲」に視点を置くんです。具体的な事は仮説編の次にまとめるとして・・・
仮説編
このダイエット法は、アメリカのインターネット上で評判になりました。提唱者はセス・ロバーツという学者です。
彼の理屈はこうです・・・
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(1) 人は意識している、していないにかかわらず「このくらいの体重にならなくちゃ」と思いながら常に食事の量をコントロールしている・・・その体重をセット・ポイント読んでおくことにする。自分のセットポイントは、それまでの数ヶ月食べてきたセットポイントの値の「平均」で決まる
(2) 食事をしているとき、人の身体はこの『セットポイント』の体重に近づくように、今の体重が『セットポイント』より低ければもっと食べたいと思うし、逆にいまの体重が『セットポイント』より高ければ「もうお腹いっぱい」となる
3) この『セットポイント』を下げてしまえば、ほったらかしでも体重が勝手に下がっていく。「これはカロリーが高い!」と脳が思うとセットポイントが上がる。逆に、味とカロリーとの連想関係が弱い食品は、体重のセットポイントを引き下げる
(4) セットポイントを痩せ型に近づけるのが「セットポイント0」の食品・・・「これはカロリーがないな」と脳が思う食品を食べればいい!
しかし、実際問題セットポイントを痩せ型に近づける「0」の食品や「これはカロリーがないな」と脳が思う食品なんてほぼない。ただ2つの食品を除いては・・・その2つの食品とは「お砂糖」と「油」っていうわけです
技法編
こりゃまたあまりに簡単。
砂糖水(コップ一杯にスプーン一杯の砂糖が標準)あるいは風味のない食用油(オリーブオイル・菜種油/エクストラバージン等の風味が強いものはダメ)を、朝食と昼食の間と、夜寝る前に大さじ1杯飲む。
※砂糖と油のどちらを選んでもよいし、両方飲んでもよい。
※水に溶かす砂糖の量は、落としたい体重が9キロ以下なら「砂糖 大さじ1杯」
9キロから18キロなら「砂糖 大さじ2杯」
18キロ以上なら「砂糖 大さじ3杯」
水の量は、なるべく大量に水に溶かしたほうが吸収が遅くなり、体にも効果にも良いが、基本は「大さじ1杯にコップ1杯の水」。
※砂糖水orオリーブオイルを飲む前後1時間はなるべく何もたべない