2011年11月14日

この頃の映画の話 マネー・ボール/ブラッド・ピッド

前回の、ゲイのお方に抱きつかれてしまったという衝撃的な話の後にしばらく書いていなかったので、心配してくれた方達もいましたが、元気です。
あまりの忙しさに、書いてもいいかげんな文章になりそうで控えていました。
これまで「外部から頼まれた仕事は多くても月一の頻度にとどめる」という歯止めを作ってあったのですけど、最近それを緩やかにしたためにどんどん仕事が入って、週一くらいで外部の仕事に出かけている日々です。

それでも映画は週一で観ています。
日垣隆が、自分がウツを克服したことを書いていたのですけど、ウツかどうかを見分ける重要なファクターに「それまでとても好きだった事に対してもおっくうで、興味がなくなる」という項目がありました。
私はウツになるタイプでは無いのですけど、映画を観る事に対しても興味が無くなるとしたら、これはかなりの症状だなと思います。
ま、ただし「忙しすぎて観たい映画も観る時間がない」という事は十分に予想できて、怖いです (´・ω・`)

さて、昨日観たのが、ブラッド・ピッドのマネーボール。


私は野球にあまり興味が無く、これまで野球の一ゲーム全部を観たという事がありません。
好きな俳優ブラッド・ピットが出るというので足を運びました。

で、寝ました(・o・)
野球に興味が無いからではなく、手に汗握るシーンに行きそうな時に、その都度外してしまっているのです。途中途中に織り込まれていくシーンが、興奮の高まりをブチ切るのです。まいった、この監督さん。
きっと野球とか好きじゃないのね。
前に撮ったカポーティの時もそうだったけど、人間の内部を描こうとするあまり、自然に高まるはずの映画の流れはどうでも良くなって、しっかり外しまくった。
ま、ほんの少しは手に汗握るシーンはあったけどね。

ブラッド・ピットの作品はどれもいい、とかいう人たちが多いけど、わたしはぜんぜんそうは思えなくて、ここ数年続いている「オーシャンズ」シリーズはB級の下くらいな感じです。

アカデミー賞でも騒がれた「バビル」もあまりよくなかった。

「Mr&Mr.sスミス」も同じく。
他にも「イングロリア・バスターズ」とか「バーン・アフター・リーディング」とか、映画館まで行くんじゃ無かったという様なものまでいっぱい。

彼が下手なのではなくて、脚本と監督が悪いのでしょう。

良かった作品もいろいろある…
「Meet Joe Black/ジョー・ブラックによろしく」は最高に良かった。
「リバーランズ・スルーイット」も良かった。
「12モンキーズ」もすごく良かった。


名優の一人だと思っています。
次回作に期待しましょう(^^