2012年5月23日
書評 「日本ダメ論」のウソ 上念司
朝ノマドが終わって昼の休憩がてらに本屋さんに行く。
自宅の有り余る本をデジタル化して減らしている日々なので、簡単に本を購入できない…
それで、よく立ち読みというのをしています。
勝間和代大推薦というのは、私にとってマイナス要素なのですけど、タイトルが気になって手に取りました。
おもしろかったぁ。
思わず、先輩に「これ要チェックです」メールしたくらいです。
内容を細かく判断する時間が無いので、内容の真偽を保証するわけではありませんが、取り上げられているテーマが興味を引きます。
今の日本の不況は、日銀官僚がお金を外に出さない政策をとっているからだ。
それはなぜか?
自分たちのこれまでの政策の間違いを知られないためであるかもしれないし、外国要人に操られた人物が日銀官僚にいるからかもしれないし、単に頭が悪いだけなのかもしれない。
自分の予測をどんどん具体的に書いてくれているのがいい。
彼、上念氏は、ものごとを正しく判断するための手立てとして
「一人ディベート」
という方法を推奨しています。
それは、別に彼のオリジナルではなく、仮説実験授業を本気に学ぶ中で次第に身につけていく事です。
そしてそれは科学者なら当たり前にやっている事です。
なので名前を「一人ディベート」なんてつけるのは良くないな。
脚気と森鴎外の下りを読んでも、確実に板倉聖宣から影響を受けているのに、板倉聖宣と書いていないところもいただけない。
というところを差し引いた上でも、読んでおく事をおすすめしたい本です。
では、昼ノマドに入ります( ´ ▽ ` )ノ