2010年5月5日

どっちに転んでもシメタを探せ〔2〕 山にて・・・劔岳

 雪の中、山を歩いた。
前に書いたように、雪山を歩くための準備をしていない状態だったので、かなり遅い足取りだった。
しかもゴールデンウィークの渋滞に巻き込まれた為に、山にたどり着いたのは昼というより夕方に近かった。
劔岳を見ようと歩を進めてしばらくすると陽が落ち始めた。
時間切れが分かったのと、あまりの寒さとで、雪に腰を下ろして珈琲をたてた。


雪山に落ちていく夕陽は、とても美しい。
乾杯。

山を下り、何とかとれた山小屋に泊まり、就寝。

次の日。
山を下りて、息子のところにまた向かう。
ゴールデン・ウィークの渋滞を考えると、早く下山しなければ行けないけれど、少し時間を調整して、劔が見えるところまで再チャレンジ。
何とか稜線から劔岳が見えるところまで行けた。
このうしろ側の山が劔岳です。
光量の少なさと、携帯写真なのとで画像は悪いけれど。
今度は、この山の稜線まで行って、劔がまるまる見えるところで写したいものだな。
ま、でもこういうチャンスは滅多にない。


息子に会いにいく目的だったのがずれたのだけど、丸二日山と向き合えた。
人生、どっちに転んでもシメタをさがせるものです(^^