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2010年12月5日

ヨシタケシンスケでまた大笑い

友人が、気に入りのヨシタケシンスケの作品を紹介してくれた。

去年出てたのね。

例のごとく、また大笑いしてしまった・・・

子ども・大人
野上 暁 著 ひこ田中 著 ヨシタケ シンスケ 画 大月書店 
1,365円(税込) 2009年10月 発行 ISBN 978-4-272-40666-1




ヨシタケさんのイラストは笑えるのですけど、とてもまじめな本です。


こういうのに、ヨシタケさんのイラストを添えるというのは、著者、つまり野上さん ひこさんたちは何を考えているんでしょう ^_^;



2010年11月20日

城山三郎の書斎

久しぶりに本屋さんに行った。
最近は毎日DVDばかり観ていて、寝る時もそうなので、本を開かなくなってしまっている。
でも大好きなので、いろいろ買いたいものは尽きない。

書棚をブラウジングしていたら、城山三郎についてまとめられた本が目に入った。
学生時代にずいぶん読んだ作家で、同じく空手をやっていたので、親しみがある。

ページをめくって目を見開いた。

メモ魔だった城山三郎の書斎の写真の一枚・・・


すごい。
わたしの部屋は、すばらしく整っていると感じてしまう。
でもそれはほんの一瞬だったけれど・・・

2010年7月25日

やっとN.Y.型の本屋さんが出来た(^^

今日も朝からいろいろやっていました。

ひきうけちゃったものは仕方がない、たのしませなきゃ、というので、某講座の会場下見と、打ち合わせを午前中に済ませて、その足で映画館へ。

ぜんぜん期待してない「プレデターズ」を観て、『そんなにひどくはなかったな』と、少し安心してから本屋さんへ。

映画館の中の本屋さんでは見つからなかった本があったので、外へ出てTUTAYAさんへ。

そこで遭遇したわけですよ。
まえまえから、早く沖縄に来いよ、と願っていたスタイルの本屋さんに。

TUTAYAがやっちゃったわけね。

のぼりが掛けられてて
「本を自由に読めるBookカフェ」
とある。
中に入って店員さんに尋ねると、三冊まで持って入って、珈琲など呑みながら自由に読んでよい、との事。
読んだら返して、さらに持ち込んでも良し・・・

二三年前に私がN.Y.で感動した本屋さんじゃない。
このサイトにも書いたかな?

以前のサイトで削除してしまったものかなぁ?

覚えてないけど、すごくいい喫茶店です。

日本にも来るぞ来るぞと待ち構えていたけど、上品スタイルの、買ってから読んでよね、的な喫茶店だったりしてなかなか自由に持ち込んで読めるスタイルはなかったんですけどね。

TUTAYA よくやった。


T's Style Caffee.


というのが喫茶店の名前で、もちろんTUTAYAの中で繋がっています。

探していた「日本辺境論」は、カプチーノ呑みながら読み終えて、さらに雑誌も二冊くらい読んで、英語の本は、ぱらぱらめくって、まあいいかなと購入し、過ごす事1時間くらい。


カプチーノもまあまあの味でした。


こういう喫茶店が沖縄に出来て、めでたしめでたし。

那覇のシネマ'S Q 二軒となりのTUTAYAです。

2010年7月8日

映画 「Walker」 原題「The Book of Eli」

デンゼルワシントンとゲイリー・オールドマン共演の「ザ・ウォーカー/The Walker」を観てきました。
原題は「The Book of Eli/イーライの本」です。
タイトルとしては、日本変換版がかっこいいですね。

原題にある Eli というのは「イーライ」と呼んで、人の名前です・・・デンゼル・ワシントン(右写真)が、イーライです。

核戦争で文明を失った人類を救うのが、イーライの持っている一冊の本だという設定です。

途中から、イーライが持っている本って、実はアレのこと?
というカンジで、わかってくるのですけど、まあ、出演者達の実力で、ストーリーの薄さは、少しカバーできるかなと思います。
許してあげましょう。

完全B旧作品です。
頭はあまり使いませんから、英語を勉強したい人とかにはお勧めです。

2010年6月6日

日垣隆 復活

数日前の「折れそうな心の鍛え方」以来、日垣隆の本をどんどん読んでいる。
おそらく、もう完全復活したのだろう。

夕方頃いった本屋さんで買った
「戦争取材ではくえなかったけれど」幻冬舎新書740円也
をさっき読み終えた。

面白かった。
ど根性ジャーナリストたちとの対談が殆どなのだけど、彼が子ども達に向けて書いた文章もとてもよかったな。

最後に馬場さんが語っていた
「みなさんは9.11の映像を観ておかしいと思わないのですか?
あれは事前に三脚を設置して撮った映像でしょう。
そうでないと、ああいう映像はとれっこないのです。
二度目の映像は、ハリウッド映画のようにいろいろな角度から撮っているでしょう。最初から構えて計画的にとっているんです。アメリカは9.11を利用して、アフガンやイラクに進出したのは間違いないんです」
という言葉は気になった。
日垣さんもそれを肯定している。

陰謀説はいつの世でもある。
わたしはあまりそういうのに与しないのだけど、どうも一流のジャーナリストたちが語る事は、一つの予想として観ていなくてはいけないかもしれないな。
けれど、この馬場さんは、あまりに過激すぎて感情的なので、予想があたる確率は10%レベルで考えています。

2010年5月23日

本「折れそうな心の鍛え方」日垣隆


なかなか良さそうな本です。
日垣さんは、ジャーナリストです。
以前友人が「なかなか面白い」と薦めてくれた時に、かなり読みました。
 有料メルマガも、ブログも、著書も・・・
 おそらく全部読んでいたのじゃないだろうか?


 ところが二三年前、どうも言うことがおかしいな、と思って、メルマガもブログも読まなくなりました。


 彼はその頃、やはり精神的にかなり参っていたんですね。


 わたしはカウンセリングもやるので、落ち込んだ方と話をする事もけっこうあるのですけど、この本は、人によってはなかなか効くかもしれないなと思っています。
 タイトルがどうも、生活指導の先生っぽくて今一なんですけど、中身は根性論ではなく、日垣さん自身が、いわゆる「ウツ状態」から立ち直っていった工夫をいろいろ書いてくれています。


 しかも、医療関係者たちに「簡単にウツだと診断するんじゃないぞ」という気持で綴られています。
 ある意味、わたしも同感です。


 どんどん薬を処方する心療内科の先生達に危機感さえ感じています。


 日垣隆著「折れそうな心の鍛え方」幻冬舎新書740+税


 下のサイトで立ち読みできます。


http://www.gfighter.com/images/shop/orespunatachiyomi.pdf


目 次
折れそうな心の鍛え方
プロローグ
――「医療関係者のみなさん、しばらく黙っていてください」


第一章 「勝手に自己診断」編

1「喪失の落ち込み」をウツ病にするのはもうやめよう
2「バカボンのパパ」は変人だから愛される
3 会社に行けずディズニーランドは楽しくても、自分を責めない
4「好きだったことがイヤになった」は落ち込みのバロメーター
5 しんどくても、日常生活が破綻していないなら大丈夫
6「イヤ」の理由を分析すると、解決策が見えてくる
7 自分がどの手のトラブルに弱いのか知っておこう
8 共感力が高い人はウツがうつりやすいので要注意
9「ほかの人は平気でも自分には耐えられない」ことはあって当然
第二章 とりあえず「ガス抜き」編

10「ストレス耐性」のコップを溢れさせない
11「時間の経過」だけに任せず、小さなガス抜きを繰り返す
12 話を聞いてくれる人の力を借りて、毒を吐き出す
13 原因を人のせいにする愚痴は、ストレスを育てるだけ
14 じっくり相手を選ぶより、「誰でもいいから即相談」
15「何だか不安」は「何が不安か」が分かっていないから
16「自分のつらさは特別」という思い込みをぶち壊す
17 たくさん笑う。思いきり泣く。我慢しないで言葉にする。
18 人は自分で超えられる悩みや落ち込みしか抱えない
第三章 「まずは応急処置」編

19「忘れる」「取り戻す」「埋め合わせる」で喪失を乗り越える
20 一発逆転を狙わず、やれることは全部やる総力戦で
21 「三カ月で立ち直る」と期限を切ろう
22 人に「がんばれ」と言わせず、自分ではがんばる
23 「始めるためのハードルを下げる」工夫に力を注ごう
24 ジャージで一日ゴロゴロしていいのは、元気な人だけ
25 ぼんやり見ているテレビはエネルギーを奪うのでご用心
26 二八年間サバイバル生活をした横井庄一さんの本を読む
27 よく歩きよく噛みよく呼吸して、自前のセロトニンをつくる
28 パラセイリングとジェットスキーでスカッとする
29 占いのためだけに台湾旅行をしてみる
30 パートナー以外の異性を交えた三人旅をする
31 「給料以外に稼ぐこと」がストレスを減らす鍵になる
32 打ち明け話をするなら中年サラリーマンより女子高校生に
33 七割の人にほめられ、三割に批判されるのがちょうどいい
34 犬を飼って「自分が必要な存在である実感」を取り戻す
第四章 「日々、鍛えてみよう」編

35 ちょっと難しい課題を引き受けて「自分の器」を大きくする
36 才能ある人とは、自分なりの「鍛える努力」を続けられる人
37 諦めずに抵抗すれば、老眼だってずっと先延ばしにできる
38 努力しない長生きタイプは努力する短命タイプに勝てない
39 自分への期待値が高すぎる人は挫けやすい
40 「やればできるけど苦手なこと」は無理してやらない
41 「人に任せられること」は自分で思っているより多い
42 失業もウツも「最悪の事態」を経験できる貴重な機会
43 映画に誘える異性、自分と発想が異なる同性の友人をもつ
44 退屈にも多忙にも翻弄されない自分のペースを持って生きる
45 「いずれ関係が破綻しそうな人」は早めに見限っておく
46 迷ったら縦軸・横軸の四分割で考えるとうまくいく
47 「どうすればいいですか?」は失敗をカバーする魔法の言葉
48 嫉妬は「自分への他者評価」を上げるバネになる
49 一パーセントの可能性にかける潔さをもつ
50 落ち込んだら、まず出口をイメージするのが回復の第一歩
第五章 大人たちよ、映画を観てもっと泣こう
――泣ける映画ベスト30選


なぜ「泣ける映画ベスト30選」か
「シンデレラマン」 /「遠い空の向こうに」(と「フラガール」)
「セント・オブ・ウーマン」 /「男たちの大和 YAMATO」
「サトラレ」と「天国までの百マイル」 /「学校Ⅱ」
「明日の記憶」 /「ライフ・イズ・ビューティフル」
「ショーシャンクの空に」/「レインマン」
「アメリカン・プレジデント」 /「スタンドアップ」
「山の郵便配達」
「僕の彼女を紹介します」「ラブストーリー」「猟奇的な彼女」「コールドマウンテン」「ひまわり」
「ターミナル」 /「JSA」
「ギャラクシー★クエスト」 /「あの子を探して」
「グッバイ、レーニン!」と「やさしい嘘」
「BUENA VISTA SOCIAL CLUB」
「RUDY 涙のウイニングラン」/「ラスト・プレゼント」
「ある愛の詩」より断然「ホリデイ」
「オールド・ルーキー」 /「變臉 この櫂に手をそえて」
「ALWAYS 三丁目の夕日」 /「象の背中」
「ベンジャミン・バトン」「エレジー」「歩いても 歩いても」
「SEX AND THE CITY」 /「グラン・トリノ」 

読みつづ記

 どうしたわけか、平均すると一日一冊以上は読んでいる計算になる。
 
新書版だと二時間以内では読み終えるので、DVDを観ている時間くらいを確保すれば読んでしまうし、休みの今日などは4冊くらい読んでしまった。
以前までは、いつも大きなイベントを企画したり、カウンセリング関係で毎月、しっかりした量のテキストを書いたりしていたので、それが無くなった分、大好きな本に時間が廻ったんだな。

ま、献血をしている時にも本を読んでいるし、運転中の信号待ちの時にも読んだりしているから、要するに単なる活字中毒者なのだ。

さて、その活字中毒のわたしが久々に、とても紹介したくてしょうがない本に出逢ったわけです。

ヨシタケシンスケ著「しかもフタが無い」PARCO出版2003年 1200円

なんともとらえどころのないタイトルに、まずびっくり。
イラストにフレーズが添えられているんですけど、いいんですよ。
ほのぼの、のんびりしたほほえみが、きっとあなたの顔に浮かんでくると思います。

最近は、こういうの読んでなかったなぁ・・・
反省。

ちなみにこの本は、最近母になったわたしの友人にプレゼントしてもらったものです。

読んだ途端に「これは樹楽庵さんにあげよう」と思ったとの事。

あまりによかったので全部読もうと、さっそく今日、ジュンク堂に行ったのだけど、他のものは品切れでした。

タイトルは独特ですごくよいのよ。
「じゃ、きみが好き」って作品もあって、つぎはぜひそれを読みたい。

だれか持っていたら貸してくださいね。