2007年7月19日

何がどういう意味なんだ?「雨はコーラがのめない・・・」

タイトルだけで買っちゃう本というのがいくつかあります。

アラスカとついた本ならほぼ買いますし、一時期は英語の本を、本屋さんに入るたんびにかってたりしてましたから一日二~三冊そろえたり・・・

ヴェルヌの『二年間の休暇』の休日も中身を見ずに買っちゃった本です。




あまりにも忙しい日々が続いていて、そのピークのあたりだったな


「いいなぁ・・・俺も二年間休みがほしいなぁ」

とか呟きながら手にしていたように思います。




で、中は見ずに、ずっとタイトルと表紙だけ眺めていました。

つい最近やっとページをめくったら、中身は「15少年漂流記」でした。
小学生の頃よんだ本です。

原題がこの「二年間の休日」で、日本で出版されたときに「15少年漂流記」として出してヒットしたので、それの方がゆうめいなんですね。

たしかに、タイトル的には漂流記が売れるよね。




で、最近タイトルだけで買った本があります。


息子と待ち合わせつつ、ふらりと本屋さんに入り、時間がきたので出ようとしたら、このタイトルがめにとまったんですよ。

「雨はコーラがのめない」

何? 

  どういうこと?




雨に口はなかろう・・・

なんなんだこのタイトルは・・・

とか思いながら待ち合わせの場所に向かいつつ、それでもどんどん気になって、いったい中身はどうなってるんだ???

と、結局本屋さんに走って買ってしまいました。

待ち合わせ時間は少しおくれちゃって・・・

みなさんは、どういう本だと思います?

このタイトルの意味するものは何だと思います?

うちの職場でこのタイトルの話を出したら、一人の方がズバリと当ててしまって、おもわず

『参りました』って言っちゃいました(^^ゞ

私にはこのタイトルの意味するところは読めなかったな。

答えを書いちゃうと、この『雨』っていうのは、江國さんの買っている犬の名前なんですよ・・・

分かっちゃうとほっとして、これ以上は読んでません。

でも、「雨」なんて名前つけないでよ。

しかも漢字でさぁ・・・

  おわり

2007年7月16日

ほれぼれする虹だったなぁ・・・

アラスカでキャンプをしていた時に、時折すれ違う人たちに「ねえ、きのうのオーロラみた」とか

「きれいだったよねぇ、オーロラ」とかよく言われたのですけど、私はオーロラよりも夕陽や虹がきれいだとおもいます。

メロンよりずっとスイカがおいしいようにね(^^
好みのもんだいと、もう一つは、いつも観ている景色に惚れる力みたいなものかなと思っています。



今日は、うちのクマと散歩しながらすごくいい虹をみました。

どこも途切れずに左の地平線から右の地平線までつながってるんです。
つまりきれいな半円を描いていたんです。
うまれてはじめて途切れない虹を見た気がします。
















ほんとにいい虹だったなあ。

ほれぼれする虹だった。


ちなみに、この虹は東の空で、その反対側はきれいな夕焼けでした。












  おわり




































DVD/Befor SunSet おすすめです




また、おすすめしたい作品に出会いました。


リチャード・リンクレイター監督


Before SunSet/ビフォア・サンセット です。


「陽の沈むまで・・・」と訳すといいかな。





イーサン・ホークとジュリー・デルビーの作品です。


イーサンは有名な俳優さんなんだけど、女性のジュリー・デルビーさんは、あまり有名ではありません。


おそらく私ははじめて出会ったと思います。


でも、いいんですよ。


私のすきな女優さんリストの数は少ないのですけど、その一人に入れておきました。


まだ10名に満ちません。





このBefore SunSetは、9年前につくられた「Before Sunrise/恋人までの距離(ディスタンス)」の続編です。


でも私は前作を観ていません。


おそらくでも、前作よりずっといいできだと思います。


だって、前作の邦題がすごく悪いし(^^ 関係ないか。



この作品は大人の作品です。
9年前に離れた恋人と、また出会い、夕暮れまでの時間を過ごす・・・
すごく切ないと思うかも知れません。
まあ、切なさはあるかもしれないけれど、この二人の会話が、というか「会話のみ」で進行する作品なんですけどね、それがいいんです。

もう引き込まれて引き込まれて・・・
人間二人の会話に、二時間近くも引き込まれるんなんてあるんだろうか・・・
あるんです。
景色も素朴で、ウィーンのごく普通の街並みをあるいて、河で船に乗って・・・
もうとにかくおしゃべりね。

この二人以外は、特に重要な人物は出てきません。
でも、本屋さんの主人や、喫茶店にいる周りの人たちの雰囲気もgoodです。
よくこんな作品がとれたなと思うばかです。

この監督さん、以前に「テープ」という作品を撮った人に違いないとおもって、しらべてみたら、やはりそうでした。
その「テープ」はあまりおすすめしていないのですけど、なかなかの作品で、古くて狭いモーテルの一室から全く外に出ない。
そして登場するのは三人だけ・・・その三人の会話で成り立っていくものがたりです。
イーサンも出ています。
こういう作品が取れるのは、リチャード・リンクレイターしかいませんね。
テープは犯罪がらみですけど、このBerore SunSetは、そういうこともないので、怖い感じはしませんからご安心ください。

話をもどして、イーサン演じるジェシーは小説家です。
N.Y.にすんでいて、新作の出版記念のサイン会などをして、ヨーロッパを回っています。
小説は、かつてウィーンで偶然に出会ったセリーヌとの一日を綴ったものです。
講演やサイン会をしているうちに、もしかして彼女が自分のもとに現れてくれるのではないかと、そういう思いを秘めて各地を回っているわけです。
そう、セリーヌは、その彼のところに顔を出すのですよ(^^
けれど、その日は、ヨーロッパでの最終の日、あと二時間で空港に向かわなくてはいけない、というその時だったんです。
9年前は、お互いの電話番号も告げずに、半年後に会う約束をして分かれ、けれどその半年後、二人は巡り会えなかった。
今回はどうなるんでしょうね(^^

この映画、ラストはどう幕を閉じるとおもいますか?
私の予想はあたっていました(^^
みなさんも観ながら是非、エンディングを予想してみてください。

では、また。

2007年7月14日

映画/DVD「いつか読書する日」

最近、友人から、前にすすめてあった「いつか読書する日」のコメントがとどきました。


「よかった」のだというので「よかったな」と思っています。


日本映画はしみったれたものがおおくて、そのしみったれたものの多くは、あまり好きになれないのですけど、でも中にはいくつか心に浸みてくる作品があるんです。


この「いつか読書する日」もその一つです。





田中裕子さんという、私が好きな女優さんが主人公です。


彼女のお仕事は、牛乳配達です。


街は長崎です・・・そう、坂が多いのです。


 そしてその牛乳配達が終わると、スーパーのレジ係・・・


独身


趣味は読書・・・



彼女の日常がたんたんと綴られていくのですけど、かつて好きだった人とか、その奥さんとか、恩師とか、いろいろな人たちとの淡々としたストーリーです。
おわりは「安易な作戦に逃げたな、この監督」と思っちゃったのですけど、でも全体としては「まる」をあげたい作品です。

 おすすめ。

2007年7月6日

うさぎとかめ


昨日、職場で昼食食べているとき、うさぎに首輪をしてお散歩というのがおもしろそうだよね、という話をしていたのですけど、「うさぎ」といえば、道徳なんかの話でよくつかわれる「うさぎとカメの競走」は、どう考えてもへんだなと思えてなりません・・・足の速いウサギにカメが挑むという話です。

途中でねむっちゃったウサギがうかつだ、変だという話になるのでしょうけど、そうではなくて、ウサギに走り比べを挑んだ亀がおかしいとおもうんですよ。

「食べ比べ」とか、「もぐりっこ」とか、「落っこちてどっちが大丈夫か競争」とかではなくて、純然と「走って勝つぞ」といったわけですよね。

といって特別にトレーニングを重ねて挑んだんでもなくて、そのままやっちゃうわけでしょ。

「どうもおかしい・・・あらかじめウサギが途中で眠っちゃうような草を食べたのを知ってたとかいうことかね?」などなど私の頭はいろいろ動いてしまいます。

強い相手と闘うならそれなりに修行をつんでよね、ラッキーな勝ち方を狙ってどうするよ、とか思うのです。へんですか? (^^ゞ 

まあ、こういうことを考えている人もいるという事でご了承ください。

あれはきっと地道な亀を称える話ではなく、「うさぎ」をいさめる話なんでしょう。

さて唐突にもんだい・・・家の中で「ぜったいに」携帯の電波が入らないところがあります。

ご存知でしょうか?とんちクイズではなくて純粋な科学的なQです。

2007年7月2日

ゴリラ食


長年、格技をやっていて、時々すごい奴と闘うことがあります。

アメリカから修行に来たボブサップみたいなカンジの相手とか・・・

技は決められて試合的には勝っていても、組み合って押し合いになると体重的に押し負ける事があって、それが悔しかったので、食生活をかえて筋トレも初めています。

食事はわたし的に「ゴリラ食」と命名してるんですけど、つまりは果物食です。

ゴリラはものすごい筋肉で、一撃でライオンに致命傷を与えるとかいう話があるんですけど、食事は果物です。

なので、私もそれをまねています。

バナナ、リンゴ、ミカン、アメリカン・チェリー、グレープ・フルーツ、スイカ・・・

夏なので、いっぱいの果物にあふれています。

ただし、たくさん食べるので、お金はけっこうかかります。

それと秘密の知恵で、赤ちゃん用の粉ミルクです。

果物ばかりだと、偏りもあるのかなと思っていろいろサプリメントを物色していたんですけど、ある日ひらめきましてね。

「消化吸収しやすいことこの上ない」上に「あらゆる栄養素を網羅しているだろう」と気づきまして・・・

薬局に行ったら、安いんですね。試合近くになると呑んでいたプロテインよりずっと安いし、おいしい(^^

このアイディアは、かなりいいなと思っています。
筋トレの方達に朗報だろうと思ってるんですけど、脂肪分がしっかり入っています。
でもさ、脂肪くらい必要だよね。
でないとカスカスになっちゃう(^^
わたしは特にゴリラ食なので、脂肪が不足しがちですから、さらによいかもしれません。
そういえばわたしは、検査でも「中性脂肪がすくない」というので注意されるくらいなので、もっと食べてもいいかもしれません。

ちなみに私のお仕事は、「ボールペンくらいしか握らないだろう」くらいの柔な仕事にみられているので、格技系ではなめられがちですが、例のボブ・サップを押し倒してから、大好きなお寿司などたらふく食べようと思っています。

2007年7月1日

Movies「グリーン・カード」



前に書いた「あるいは裏切りという名の犬」で少しふれたのですけど、名優ドパルデューの作品で一番の気に入りは「グリーン・カード」です。


そこに出てくる、植物好きの主人公「アンディ・マクダウェル」は私の大好きな女優さんです。


こういうほのぼの系の人が好きです。


激しい系とか、私上手いでしょ系とか、美人美人系にはあまり好きな人はいなくて、さらにはキャピキャピ系は、もうけいません(^^ゞ


ドパルデューは、顔がとても特徴的です。

鼻がすごい。

ごつごつしてます。

「あるいは裏切りという名の犬」でも、顔もアップが随所に登場するのですけど、整形しないんですね、あの鼻。

私も顔をどうこうしようという気はさらさらなくて、というか、鏡自体、ほとんど見ないのですけど、役者で顔をいじらないというのは彼くらいじゃなかろうかと思ってしまいます。

演技がすごいから、いいんですね。


グリーン・カードに出てくるニューヨークの街は、とても地味で、そういうのもいい感じですけど、なんと言ってもストーリー展開がいいんです。

泣ける人は泣いてください。

笑える人は笑ってください。

ぜひおすすめの作品です。

10点中8.9点。

Books「宿命」東野圭吾


「宿命」というタイトルは重いよね。

日本映画の名作に「砂の器」という作品があります。

その中に登場する重要人物(作曲家)の作ったのが「宿命」というタイトルだったな。

あれをこの小説のバックに流すと合うだろうなと思う。


東野圭吾は「容疑者xの献身」で直木賞を受賞しています。

その作品、なかなかよかったですよ。

この「宿命」という作品は、それよりずっと前に書かれています。

筆も甘いカンジがします。

でも、ストーリーの流れはあきさせません。

最後の最後に、「あー、ホントにこの二人、宿命的な人生を歩いていたのだな」と思います。

かるく読むミステリーとしては〇をあげたいな。

10点中6.8点。

合格点です。

読むのを探している方、まずおためしください。

チャーリー・パーカー/Jazz

突然、ジャズ・バーなど開きたいなと思ったりしています。


突然、夢に出てきましてね。
その日は、ちょうど職場で接客業というか、マスターのような仕事などしてたので、夢見ちゃったんでしょう。


ジャズ・バーでカウンターで私がお酒をつくりながら、のんびりとお客と映画の話とかしてるわけですよ。
映画音楽もJazzバージョンで流すんです。


私はお酒もそれなりに好きなのですけど、仲間と語りあっているのがもっと好きです。
わいわい騒いだりするのではなくて、のーんびりしたおしゃべりが好きです。
とかいいながら、つい2日~3日前には語る隙間なく、ミハマのカラオケで朝方まで騒いで咽つぶすほど唄いまくってしまいましたが・・・(^^ゞ


去年だったか、N.Y.の有名なジャズ・バーに行ってきました。
『ビレッジ・バンガード』といって、古いスタイルを残している店としてはニューヨークで一番です。
観光的には「ブルー・ノート」が有名なんですけどね。

この右の写真が『ビレッジ・バンガード』です・・・赤い屋根が突き出ているお店。

これが予想通り、狭くてね・・・客がいっぱい押し寄せるから、ひしめき合いながら、たのしむわけです。
I'm Japanese とか、I love Jazz いいながら、一番前の席で有名なJazzバンドを堪能できました。
ウィスキーもおいしかった(^^


そんなに高くないんです・・・ワンドリンク4$とか5$くらいだったんじゃないかな。
たくさんのんじゃって、いったい何杯たのんだのかわかんなくなったので、ウェイトレスさんに幾ら? って尋ねたら、5~6杯くらいじゃない・・・適当に計算してよ
とかいわれました。
商売繁盛はいいことです(^^
でも、私が店をつくるとしたら、あんなに客は入れないな。



で、チャーリー・パーカーの話を書きたかったんです。


彼はサックスの伝説的な名人です。
それゆえなのか、麻薬とお酒におぼれて、女の人にもおぼれてたんだろうか・・・34才で世を去りました。
イーストウッドの『バード』という映画は、彼の生涯を描いた作品なんですけど、私の好きな俳優の一人 フォレスト・ウィッティカーが好演しています。

パーカー・フリークという言葉があるほどで、彼の熱狂的なファンはまだたくさんいます。
というか、死してさらにファンを増やした感じです。

今日は、半日、外の太陽の下で汗だらけになって働きました。
こんなに暑い日は、彼のJazzでもききながら、一杯といきたいものです。


誰か彼のアルバムもってたら、貸してね。

おいしいアイス珈琲

学生の頃、叔父の喫茶店でバイトさせてもらっている時以来の珈琲ずきで、一日10杯以上はコンスタンスに呑んでいます。
去年だったかな、高校生の息子に協力してもらって、市販のアイスコーヒーを10品くらい、それもスーパーで簡単に手に入るものをほとんど買ってきて「どれが旨いか珈琲決勝戦」というのをやったら、キー珈琲がチャンピオンになりました。
あえて特別注文で手にはいるようなものではなくて、あくまでスーパーで手に入る、が条件です。
以来、アイスコーヒーはキー珈琲にしていたのですけど、一月ほど前からそれがかわりました。
千葉の珈琲会社「スジャータ」というところがだしている「天然水 アイスコーヒー マンデリン30%使用 無糖」です。
わたし的にはトップを走っています(^^
そんなに高くなくて280円くらいじゃなかったかな。
私は、沖縄市のメインプレイス1Fのスーパー内で探して、よくそこにいって買ってくるんですけど、おすすめです。
メインプレイスは、それにしても夜も客はいっぱいで、スタバも8割方、席が埋まっています。
夜もみんな元気だね。