何度か書いたのですけど、学生時代に叔父の喫茶店でバイトしていた時に珈琲の作り方について特訓を受けました。それなりに美味しい珈琲を点てる事ができて、わたしの点てる珈琲を飲みに来てくれる人たちも出てきて、それなりに満足してバイトを卒業しました。
私がお世話になったのは珈琲専門の喫茶店でしたから、使っていた器具や豆などは、本格的なものでした。
今も珈琲は大好きですけど、そういう機材は手に入りません。
なので、簡単に家でできるようなものしか点てる事ができないのです。
最近、友人と「珈琲」についての話になりました。
その時の話を少し書いてみますね。
参考になれば幸いです。
美味しい珈琲を点てるコツは四つくらいあります…
その1.珈琲は粉ではなく「豆」を買って、点てる時にミル(電動/手動では細かさに限界があります)で挽いて使いましょう。
ニトリなどで安いミル(1000〜2000円)が手に入ります
その2.豆の種類は樹楽庵的に分けると「酸っぱい系」か「そうでないか」の二種類です。最近はスタバなどの「フルーティー系(エチオピア産とか)」が出てきましたが、わたしの中ではああいうフルーティーなのは珈琲ではありません(^^
で、酸っぱい系は避けましょう…モカとかは酸っぱい豆です。スーパーで簡単に手に入る豆は酸っぱい系が殆どだと思います。なので専門店で購入するのを勧めます。豆の裏側に「酸っぱさ」とか「コク」とかグラフになっていたりしますから、酸っぱさ度がマイナススタバならまずは「Cafe・ベロナ」をどうぞ。
※酸っぱい味というのは、果物などは美味しく感じても、他の食べ物はたいてい「傷んできた」時のカンジがしてしまいます
その3.最初のうちは、ちゃんと珈琲スプーンで量を測って点てましょう。
そのうちに「これは濃いなぁ」とか「薄すぎたなぁ」とかいうのを感じてきますから、それで好みの量に近づけていきましょう。
その4.珈琲豆(粉)の保存を冷蔵庫でとか冷凍庫でとか書いてある本やサイトがありますけど、それはやめておきましょう。冷蔵庫から出して使うときに豆や粉に眼に見えない程度の水滴がついていきます。結果的に湿気っていくのを早めてしまうことになります。
少し加えると、お湯の温度が97℃くらいがよいとか、沸かし直しはだめだとか、いろいろ細かい事を書いているサイトがあるので、何度か比較してみた事があるのですけど、結果として、ここに書いた点より大きく作用するとは思えませんでした。
では、珈琲をおたのしみください。