2010年12月18日

勝手に種をまく

散歩や山歩きの道すがらなのだけど、前々から思っていたことがある。

この空いてるところに種をまいてみたいなぁ…

「木を植えた人」という本がある。
わたしは実はあまり感動できなかったので、コメントを差し控えてるけれどだけど、その主人公は勝手に山に樹の種を植えていた人だった。

だから、わたしが勝手に植物の種を植えてもいいのではないかな。
花が咲いて虫たちが喜ぶ。
蝶たちが喜ぶ。
すばらしい(^^

もちろん無認可なので、誰かに踏んづけられるかもしれないし、誰かが勝手にもっていくかもしれない。
植えたところがブルで開拓されてしまっているかもしれない。

それはもちろん「よし」なのです。
勝手なのですから。


実は、今日、山を歩いている時に、実行してしまいました。

菜の花の種をまいたのです。

わずか、40cm×40cmほどのスペースです。

そこを耕して、買ってきた土を入れてから巻きました
けっこうあるんですね。
山道の脇とか、倒れた樹の横とか。

いったいどうなるのだろう。
ワクワク、ドキドキ。

山路を歩きながら

「ここにも植えられそう」
「あ、あそこもいいな」

とか考えていると、自分がすごい大地主に思えてきて、すごくたのしかった。

誰も手を付けてない場所をさがす上に、植える事でその土地に被害を与えることは考えられない。
枯れても肥料くらいにはなるし、そういういいかげんな方法でで育つかどうかという実験にもなる、というので、特にマイナスの材料は見つからない。
さらに、「木を植えた男」みたいな環境問題を訴える壮大な精神は持ちあわせていないけれど、散歩のたのしみを増やす事で、国民の健康に寄与する、くらいのプラスも考えられる。
ミクロ的なものなるけれど、CO2削減にもなるよね。

という事で、来週もたのしみに山を歩こうと思っているところなのです。

真似したい方にアドバイス(番号が進むほど重要です)。

1.あくまで邪魔にならない場所をさがすこと

2.無くなってしまうのが当たり前だという気持ちでやること

3.日当たりの事も考えること

4.水の流れがある近くに植えること(毎日水をやりにいくというのはおそらく無理でしょうから)

以上。