2008年6月29日

映画 August Rush




わたし、泣きの映画は避けているんですけど、周りの状況で避けられなくなる時もありまして、「August Rush/日本題:奇跡のシンフォニー」を観てきました。
仕方ない、字幕読まない英語の勉強のつもりで入るか、っていうカンジで行ったのですけど、これが良かったんです(^^
インディー・ジョーンズがあまりにも良くなかったので、その反動もあるのかなという気もしたんですけど、どうもそればかりではないような気もします。
「奇跡のンフォニー」という日本語のタイトルがすでに、「何か奇跡的な事がおこるのね」みたいでネタバレさせちゃっているんですけど、まあとにかく「music」を一本の糸にして、いろいろな偶然が重なってストーリーは展開していきます。
その流れはあり得ないでしょう・・・
 そう、それでもわたしは泣きました(^^ゞ
ワシントン広場でのシーン、N.Y.での野外コンサート
 いろいろ目に焼き付いているシーンもいっぱいですけど、一番良かったのは、名も知らない男と女が出逢って屋上のベンチで目覚めるシーンでした。
おすすめしておきます。

10点中7.1点

主人公は少年ですけど、わたし的には、ミュージシャンの父親のほうがすごくよかったです。
挫折や情熱や悲しさや途惑いをとてもカンジさせるし、声もギターもよかった(^^

おまけ/少し英語の話を・・・
タイトルの August Rush ですけど、わたしなら「あふれだす8月」というようなイメージでとらえるなぁ。気になって映画の字幕に注意してみたら「8月の激情」みたいな感じで訳されていて、それはちょっとH系のイメージに聞こえちゃう(^^ゞ
いずれにしても、タイトル的には日本語に訳しづらいものの一つです。
だからって「奇跡のシンフォニー」は無いだろう。
日本人は、この手のタイトルに弱いと思っているのかもしれないけど、もう食傷気味の味付けだと思います。
そのまま「オーガスト ラッシュ」でいいと思うな。
固有名詞として、映画の中では使われてもいるしね。
 以上