2010年6月29日

久々に惚れた ミュージシャン 後編

押尾コータロー

すばらしいギタリストだと思う。
彼の事を知ってまだ一週間も経ってないとおもう。

英語のレッスンをしようと、アメリカ人の友人Mickを焼き肉屋に誘って、英語でおしゃべりしていたわけさ。
映画の話や音楽の話になった時、わたしが
「オレが宇宙で一番好きな曲はパッフェルベルのカノンなのよ」
って話したら、
Mickが、
「お、オレ、そのギター・バージョン持ってるよ」
という。
ギターで、カノン・・・?
どうもしっくりこないな。
カノンはバイオリンでないとね。
とか思っていたら、MickがiPhoneで聞かせてくれた。

すばらしい演奏だった。
ニコニコ動画に登録している人は、ぜひ聴いてみてほしいな。
mylist/11344683

登録してない人も、簡単な手続きでできるので、入って聴いてみてほしい。

まさかカノンをここまでギターで演奏するとは・・・

わたしの好きなギタリストにゴンチチ(グループ)がいて、彼らも押尾さん並に上手い。
でもまさか、カノンには挑戦しないだろう。

スティングのギターの演奏もすごいよ。
DVDで演奏している姿をみたのだけど、音色といい、慈しみながら弾く姿といい、一番すごいなと思うのがスティングだけど、それでも、わたしはカノンを弾きこなした押尾コータローに惚れた。

久々に惚れた ミュージシャン 前編


2年前に Asa Festoon という女性ボーカリストの声に惚れた。
彼女の声は、聞くほどに深みが出てくる。
http://www.youtube.com/watch?v=RKo4dXyK-pQ&feature=related

バイオグラフィー的には
兵庫県神戸市出身、'93年アマチュアJAZZコンテスト入賞をキッカケに音楽活動を開始。
キューバに訪問した際、現地のシーンにショックを受け傾倒。
その後も再訪し、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのピアニスト、ロベルト・フォンカセが手掛けた「Felicidad!」でデビュー。
CDはもちろん、ライヴで真価を発揮する実力派ヴォーカリスト。
となる。

いったい何歳なんだろう。

けっこうまだ若いよね。



それ以来、「惚れた」と呼べるミュージシャンに巡り会っていなかったのだけど、最近、久々に惚れるミュージシャンに巡り合った。

ギタリスト「押尾コータロー」

つづく

2010年6月28日

久々の 東野圭悟 「新参者」

 ま、引き受けた私が悪いのだけど、あきらめて原稿を書いています。.
教育関係超まじめバージョンなので、どうもモチベーションがあがらずに後回しにしていたら、当然、どんどん締め切りが迫ってきています。
全国版で、しかも、断れない人間関係をたぐって依頼されたものなのに、こんな段階にいたっても、「映画にいこう」とか「川にいこう」とか本気で考える性質なのです、わたし。
けれど、なかなかよくできたもので、幸いなことに、体調が悪くなってきました・・・体が、外に出ようという感じではなくなってきたのです。

 なので観念して、その超まじめバージョン全国版の原稿を書き始めています。
 でも、もちろん、それだけやるのは自分がかわいそう。
友人から譲ってもらった「新参者」を右においてのスタートです。
 一項書いたら、ご褒美に新参者の一章を読み、もひとつ書いたら、もう一章を読み、という感じで一日机にかじりついていました。

 「新参者」、すごくおもしろかった。
東野圭悟は前から気に入りの作家の一人なんですけど、もう円熟期ですね。
あれだけ一章ずつをおもしろくまとめる才能っていうのは、大したものです。
もちろん、熱狂ファンは「東野圭悟」が最高だ、とかいっちゃうのでしょうけど、いやいや、東野圭悟クラスはまだいます。
少ないけどね。
でも、頭ひとつ抜け出した感じはありますね。

TVでやってたんですね。
わたしはTVは平均して、一週間に10分くらいしか見ていないので、当然、TVの新参者は知りません。
TVとどっちが面白いかという比較はできないのですけど、小説の「新参者」はすごくTV向きだなぁ、って感じがします。
どの章にも、登場する数人の、一方ならぬドラマが織り込まれています。

そして、切れ者の所轄の刑事「加賀」がなかなかいい味出してます。

東野圭悟の頭には、はじめから、「チームバチスタの栄光」の安部寛がイメージとしてあったんじゃないかな・・・露骨にまねてはいないけれど。

チームバチスタで阿部寛が演じた、「白鳥」を少しまじめに、少しパワーダウンさせた主人公が、新参者の「加賀」だといっても、否定する人はあまりいないと思います。

読んでいない方のために書いておくと、『チームバチスタ」の方は、海藤尊が書いています。


 ま、だから、海藤さんの作品に影響を受けて、東野さんが登場させたキャラクターが「加賀」刑事なわけです。
 言い切ってしまう(^^

 さて、はじめに書いた「超まじめバージョン原稿」の方は、なんとか半分くらいの下書きはできました。
また体調が悪くなってくれたら、完成すると思うのですけど、ざんねんながら、体調は整い、またアウト・ドアへと逃避行する算段をすすめております。

2010年6月23日

チェ 39才別れの手紙

忙しく過ごしている上に、ここ二週間くらい、本気で英語の勉強をしていて、身体はけっこう疲れている。
寝れば回復することは分かっているのだけど、寝ながらも英語の音声をずっときき続けているので、頭はあまり休まらない。
身体がだるいな。
前々から試してみたかった事がある。
体調が悪い時に、気が滅入ってしまうような映画を観たら、ますます体調は悪くなるのだろうか?
それとも、カタストロフ的な作用で、浄化され、良くなってしまうのだろうか?
あるいは、何の変化もないのだろうか。

前から手にいれていたのに、観る勇気が出ずに、そのまま本棚に並んでいる作品がある。

スティーブン・ソダーバーグ監督
ベネチオ・デル・トロ主演の
チェ 39歳別れの手紙

前作
28歳の革命

は、チェ・ゲバラの輝かしい半生を描いた作品で、もちろん映画館で観た。
確か、以前綴っていたサイトにも書いたと思う。
なかなかの出来だった。

今回の作品は、キューバ革命を成功させたチェが、ボリビアの革命へとむかう。
その地でゲリラ軍を指揮し、遂には政府軍に捕らえられ殺されて行く、残りの半生が描かれる。

きっと打ちひしがれてしまうだろう。

DVDはスタートしている。

実験結果は後ほど綴ることにします。

----

観ました。

実験結果は、こんなカンジです。

体調があまり良くないという事は、感受性も弱っているんですね。
予想していた以上に、ショックをうける事はありませんでした。
これは、もったいないです。

体調があまりよくないという時には、B級のドンパチものを観るといいのかもしれません。

2010年6月21日

鮎釣り名人の秘伝

これも二三年ほど前の写真・・・
キャンプで、栃木の山を彷徨っている時のこと、河で鮎釣りの名人に出逢いました。

わたしのキャンプというのは
「今日はどこにテントを張ろうかなぁ」
と、のんびりさまようぶらぶら旅です。

おしゃべりも好きなので、相手をしてくれそうな人にはどんどん話しかけます。
釣りの邪魔かなとも思いながら、近づいて話すと
「釣れすぎてつまんないのさ」
と、おしゃべりの相手をしてくれました。
それにしても、釣れすぎてつまんない、ってセリフはすごいな・・・

名人「キミは釣り、やらないの?」
「わたしは釣りは好きなんですけど、釣れないんです(^^ゞ 」
名人「釣りはねぇ、えさだよえさ」
「おや、何か秘伝でも?」
名人「ナイショにできる?」
「がんばります」
名人「これ・・・(パカッ、とえさ箱をあけてみせてくれた)」
「何ですか、これ?」
名人「牛肉を焼き肉のタレに漬けたもの」
「え、魚に牛肉を?」
「ああ(^^ 」

釣果を見せてもらうことになりました。
清流に浸ったカゴの中には、何十匹もの鮎がウネウネ、パシャパシャ。

この写真は、テントを担いで、さよならする時に、
「おーい、また釣れちゃったたよぉー」
と、鮎を掲げて見せてくれた時の一枚です。
ホントのホントの鮎釣り名人でした。

名人は、「釣れすぎるので、これから、別のところにいってニジマスを狙うことにする」という話でした。
また会いたい人物の一人です。

それにしても、ナイショにできる?
っていう約束を守れなかったな。
黙っておくにはおもったいなくて、つい。

2010年6月20日

愛犬「クマ」

前回のブログを読んだ方から、愛犬「クマ」のその後の事を気遣ってくれるメールが数件来ました。

愛犬クマは、よく首輪を引きちぎっては散歩に出かけていたのですけど、ある日、散歩にいったまま戻りませんでした。

その後、うちの息子が、うちからけっこう離れた場所で、男の人に散歩させてもらっているクマを発見。
「さて、どうしよう」
という話になりました。
取り戻しに行くべきか、という話です。

しかし、息子の
「うちにいる時より太っていた」
という報告と、
「元気そうに散歩してた」
という報告とに
「ま、いつかまた逃亡して戻ってくるのをまとうではないか」。
という結論に至りました。

つまり、元愛犬クマは元気です。
ご心配、
おかけしましたm(_ _)m

夕陽の写真がきれいだ、というお便りもあったので、もう一本のせておきます。

見ていると、アフリカに行きたくなります。

2010年6月13日

エマ・トンプソン は、すごくステキだ! 映画 『Last Chance Harvey」

映画「Last Chance Harvey」・・・邦題「新しい人生のはじめ方」

邦題に、大ヒット作「最高の人生の見つけ方」にあやかって、二匹目のドジョウを狙ったな、という思いが見えてタイトル点マイナス。
でも大好きなエマ・トンプソンが出るので、とてもわくわくしながら観た。
結論として、すごくよかった。
原題の「Last Chance Harvey」は「ハービーのラストチャンス」という意味で、すごくわかりやすい。
でもたしかに、インパクトは薄いね。
邦題をいろいろいじれるんなら、「ハービー 最後の恋」が良いのに。
あるいは「ロンドンの恋 ケイト&ハービー」でもいいな。
誰か、事前に相談に来てくれないかな。

ストーリーは、わたしとしては何の意外性もなく、
そうなるに違いないよな、という流れでした。

そんなに走っているシーンを長撮りしたら、この後、きっと悪いことが起こるとしか思えないじゃない。
・・・ほら、やっぱりそうなった・・・
そんな流ればかりなんですけど、それでもよし(^^
エマ・トンプソンがとてもいいのですから。

といっても、ストーリーが破綻しているとか、そりゃないだろう、だとかという事ではありません。
ハリウッドのように、ドンパチものでびっくりさせていくわけではなく、確かにある人生にとってあり得る流れです。
なので、安心して観ることができます。

名優ダスティン・ホフマン 1937年生まれ・・・73才
超名優エマ・トンプソン 1959年生まれ・・・51才

ダスティン・ホフマンは、60ちょいと過ぎくらいにしか見えません。
年をとってもいい味を出しています。
自分の心の中にある思いを、大げさに表現するのではなく、ぐっと胸の中にためて、それが少しだけにじみ出ていく・・・その演技は、ハリウッド的な俳優さん達には出せない味です。
だってハリウッド映画って、傷みを大げさに表現したり、悲しみを訴えるために近くのテーブルひっくり返したりする演出にあふれているのだから。
ま、頭をあまり使わずに観る事ができるので、ハリウッドモノも時々は好きです(^^

さて、エマ・トンプソン
・・・私がベスト10にあげる「ウィンター・ゲスト」の主演女優。
スコットランドの小さな街を散歩する娘と母親のわずかな時間を描いた、大好きな作品です。
監督が、ダイハードの悪役、アラン・リュックマン。
彼も名優。
以前、どこかのサイトに書いたけど、名作だと思います。
映画好きにはとてもお勧めです。

今回の Last Chance Harvey では、ダスティン演じるHarveyが恋する相手。
かといって、美人でスマートとで、という相手ではないのです。
この役の為に太ったのか、ホントに太っちゃったのかは定かではないのですけど、結婚式に出席するための、あのドレスを着るにはつらいよな、というポッチャリ型。
普段の仕事にも疲れ気味。
母親は少し認知症の気が現れ始めて、絶えず娘に電話をかけてくる・・・
そう、冴えない役。

でも、ステキだ。
普通にお仕事しているカンジもいい。

書き忘れたのですけど、彼女はアカデミー賞を受賞しています。
ハワーズ・エンドで、主演女優賞。
彼女なら、いくつもアカデミー賞を受賞できると思うのだけど、あまり注目される作品にオファーがこないのでしょうね。

外見でなく、ごくふつステキな女性を見たかったら、ぜひ観に行きませんか。

2010年6月12日

映画「母なる証明」 ネタバレ注意/観ない方OK

前々から興味もあったので、キム・ヘジャ監督作品「母なる証明」を借りてきた。
友人が「観て感想を書くように」といっていたので、その答えの文章となる。

DVDのコントローラーが見あたらないので、ディスクを入れてそのまま観るしかなかったのだけど、DVDのコマーシャル作品の長いこと長いこと、40分くらい見せられた気がする・・・何とかならないかな、あれ。

さて、「母なる証明」は、殺人事件の容疑者にされた息子の無罪を証明しようと奮闘するストーリーだというのは分かっていたのだけど、わたしの大好きな「衝撃のラスト」とついているので、たのしみに観た。

わたしの予想は
「実は息子が母親の犯罪を覆い隠すために警察に捕まった・・・真の犯人は母親であった」という事なのかなということ。「母親は、自分の犯罪をかぶった息子の無罪を、誰か別な人を真犯人にして救ってしまうのだろう」とよんでいたのだけど、結果的にそれは違っていた。

 冒頭のシーン、草原で母親が不気味に踊っている・・・「この母親はけっこうあぶない人物だ」なと思い、初めからひいてしまった。
知的なハンディーを負う息子を溺愛し、どんな事があっても息子を助けようと必死になる母親という構図は、結果的に、「たとえ息子が真犯人であっても助け出す」という事で、とても筋が通っている・・・何の大逆転もない。

息子が犯人だと言うことを証言しようとした人物に手をかけ、さらには、偶然、新たなる犯人にされ、逮捕される人物の登場にホッとする・・・息子は釈放され、母親としてはめでたし。
しかし、この母親こそが異常なのだという隠された構図を、監督のキム・ヘジャは、描きたかったのだろう。

息子には知的なハンディーがあるが、この母親の息子への溺愛は、息子以上の異常さに満ちている。
観ていて、何とも後味が、いや中味も、そしてすでに書いたように、初めの味も悪かった。

考えてみると韓国の映画で、気持ち的にそう後味悪くなく観ることができたのは、「シュリ」くらいしか知らない・・・

あまりお勧めとは言い難い作品の一つ。

2010年6月9日

映画「かいじゅうたちのいるところ」謎解き

 きっと誰かが書いているだろうと思って、サイトを覗いてみても、私の知る限りは誰も書いていないので、書いておこうと思う。
映画「かいじゅうたちのいるところ」の怪獣たちは誰なのか、っていう事。
これはネタバレではないので、まだ観ていない人も読んでよいなと思う(^^

原作者のセンダックが、もしかしたら、英語のサイトでこういう話をしているかもしれないけれど、私には探せなかった。
でも、きっとどこかでやっている気がしている。
見つけた人はおしえてね。

さて、謎の話。
謎と言っても、そんなにたいした謎ではないと思う・・・でも、物語全体のストーリーを紐解くことになる重用なキーだと私は思う。

怪獣たちの数である。
そして、その怪獣たちって、いったい何なのか?
っていう話。

 私はDVDで観ている時から気になっていて、残念な事に、新作で一泊しか借りることができなかったので、それを確かめる時間がなかったんだけど、マックスと姉、そしてその友達とが最初に暴れ回るシーンと、マックスが怪獣達と出逢って暴れ回るシーンがすごく似ていたのですよ。
姉ともだちと暴れ回るシーンは雪合戦で、怪獣達とは森の中なんだけど、洞穴に逃げ込んだり、それにジャンプアタックしてきたりするところなんかそっくり。

自分の命令に従わずに、見下した感じで登場する怪獣達の雰囲気は、まるで、上の姉友・悪ガキの雰囲気です。

さて、最初の怪獣たちの数を観てください・・・7匹ね。
姉のとその友達は5人・・・あと二人は?

映画を観ると分かるとおもうのだけど、マックスにとって、とても重要な人物があと二人いる。
母親と、父親である。

マックスは、家を飛び出して、さまよううちに、疲れ果てて眠るのです。
そして、意地悪されたと思い込んでしまった、姉とその仲間たちと、母親と父親とを自分の家来にしてしまうというストーリーの夢を見ているわけです。

あの怪獣達も、よく観ると、あ、これは母おやだな。
あ、これは姉貴だな。
こいつは、あの雪のトンネルをこわした、姉友の暴れん坊だな、とか分かると思います。

それにしても「かいじゅうたちのいるところ」・・・観て、時間が経つほど、ほのぼの思いだされて仕方がない、不思議な作品です。

観てない方には、とてもお勧め。

カウンセリングと薬の処方

今日は、ずいぶん昔からのカウンセリング仲間と、ほぼ十年くらいぶりに電話で話す事ができた。
幾つかある用件を話し終え、“ところで”と、気になっている事を尋ねてみた。
彼は沖縄の都会で小児科医をしていて、メンタル的な事も範疇にしている。

樹楽庵「ねぇ、Fさん、ところでさ、メンタルヘルス的な診療で、どんどん薬を使うようになってるでしょ・・・実のところどうなの? 沖縄でもそう?」
F氏「そりゃさ、樹楽庵さんといろいろ語り会っていた、あの頃と比べたらかなり増えたよね」
樹楽庵「そうでしょ、わたしのところに相談に来る人たちもけっこう薬を処方されててさ・・・」
F氏「うん、そうでしょ、すごいものね」
樹楽庵「Fさんも、そうなった?」
F氏「いや、わたしは薬の処方に全然否定的・・・あの頃と一緒」
樹楽庵「よかった(^^  
     Fさんみたいな人はまだけっこういるのかな?」
F氏「いやぁ、わたしとか樹楽庵さんみたいな考えをしている人は、ぜんぜん少数派だよね」
樹楽庵「身体症状でどうしても、っていうのは分かるけどさ、落ち込んだ人たちに誰彼なく、どんどん処方してるカンジだよね・・・一度、精神科で処方される薬の使用量のグラフを見たけど、すごい伸びでさ」

ちなみにわたしは医者ではないので薬などは処方しない・・・
もしも免許とって、薬を処方できる身になっても、めったには処方しないだろう。

ウツは、下の項目が5つ以上あれば、そう診断される・・・
※1と2のいずれかは必需。

1.その人自身の訴えか、家族などの他者の観察によってしめされる。ほぼ1日中の抑うつの気分
2.ほとんど1日中またほとんど毎日のすべて、またすべての活動への興味、喜びの著しい減退
3・食事療法をしていないのに、著しい体重減少、あるいは体重増加、または毎日の食欲の減退
または増加
4.ほとんど毎日の不眠または睡眠過多
5.ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止
6.ほとんど毎日の易疲労性、または気力の減退
7.ほとんど毎日の無価値感、または過剰であるか不適切な罪責感
8・思考力や集中力の減退、または決断困難がほぼ毎日認められる
9・死についての反復思考、特別な計画はないが反復的な自殺念虜、
   自殺企図または自殺するためはっきりとした計画
                                 DSM-Ⅳより

で、SSRIというタイプの抑鬱剤を投与される事が多い。

 難しい言葉で書いてあるのだけど、よく読むと、失恋でひどく落ち込んだ場合にもあてはまるだろうな、というカンジがする。
 大切な身内を亡くして、メンタルクリニックに行くと、こういう質問をされて、5つ以上当てはまると、薬を処方されてしまう事があるわけだ。


ちなみに、もっとやさしい言葉で鬱病をチェックできるようなサイトもでている。
興味のある人はちょっと覗いてみてほしい。


自分が突然仕事を解雇されて、ひどくおちこんじゃった状況を想定して、そのサイトの質問項目に答えてみると、きっとあなたは「ウツです」って診断されちゃうんじゃないかと思う。
 友人の保証人になったおかげで、大切にしていたお金を失う事になった・・・
 朝起きる事ができないくらい落ち込んでしまう・・・
 何だから熱っぽい、でも内科に行っても特に病状は特定できない。
 メンタルクリニックを紹介される・・・
 そして、幾つかの質問が課される・・・
「では、しばらくこれを呑んでみますか」とSSRIが手渡される。
神経に作用する薬は、麻薬も含めて、かなり強力に効く。

 これは怖い。

 怖いと思っている人たちはいったい何人くらいいるんだろう?

2010年6月6日

日垣隆 復活

数日前の「折れそうな心の鍛え方」以来、日垣隆の本をどんどん読んでいる。
おそらく、もう完全復活したのだろう。

夕方頃いった本屋さんで買った
「戦争取材ではくえなかったけれど」幻冬舎新書740円也
をさっき読み終えた。

面白かった。
ど根性ジャーナリストたちとの対談が殆どなのだけど、彼が子ども達に向けて書いた文章もとてもよかったな。

最後に馬場さんが語っていた
「みなさんは9.11の映像を観ておかしいと思わないのですか?
あれは事前に三脚を設置して撮った映像でしょう。
そうでないと、ああいう映像はとれっこないのです。
二度目の映像は、ハリウッド映画のようにいろいろな角度から撮っているでしょう。最初から構えて計画的にとっているんです。アメリカは9.11を利用して、アフガンやイラクに進出したのは間違いないんです」
という言葉は気になった。
日垣さんもそれを肯定している。

陰謀説はいつの世でもある。
わたしはあまりそういうのに与しないのだけど、どうも一流のジャーナリストたちが語る事は、一つの予想として観ていなくてはいけないかもしれないな。
けれど、この馬場さんは、あまりに過激すぎて感情的なので、予想があたる確率は10%レベルで考えています。

ダイエットしてるのに・・・

ダイエットは一進一退を繰り返し、
「わーい1kg落ちた」と喜んでいる日に飲み会で、翌日はきれいさっぱり元通り・・・そんな悲しい日々も何度か体験(-_-)
それでも何とか400g位は落としたのですよ。
2週間くらいかかったかな。

今日は、すごく頭を使ったので、本屋さんに疲れ直しに行ったら、ちょうどお腹がすいてきた。
美味しいものを食べようと、2Fのレストランコーナーに行ったら、大好きなお寿司屋が超満員で、列を成している。
その隣のステーキ屋さんは、客ゼロ。
そのまたとなりのピザ食べ放題のお店は、まあ半分くらいの客入り。

ステーキ屋さんの前では、「普段の生活でも、とてもいい人なんだろうなぁ、この人」っていうカンジの店員さんが「どうぞぉ」と私を呼びかけてくれている。

「ダイエットだから、やっぱり寿司だよ、少し時間をおいてから出直そう」って思ったのだけど、誰も入っていないお店を応援したい気持と、店員さんの人の良さそうなカンジに引き込まれて、フラフラとステーキ屋さんに入ってしまった・・・シマッタ。

「サラダとスープと飲み物がセットになっています・・・自由におとり下さい」との事。
言われるままにとったら、もうそれだけでお腹いっぱいってカンジになってきた。

ステーキが来た・・・
わーお。
もう、どうしよう。
とんでもない事になったけれど、どっちに転んでもシメタで、食べ尽くした。
何がシメタ、なんだろうか、あまりよくわからないけど(^_^)v

わたしは、肉と魚っていうと完全に「魚派」なので、ステーキを食べるというのは、ほんとうに十年以上ぶりだと思う。
県外にいる息子が戻ってきたときには、おいしい焼き肉屋さんに行くのだけど、その時でも、焼き肉より、キムチとか野菜とか食べている方が多い。

ま、久しぶりにいい体験をしたという事で、納得しよう。
そうそう、ステーキの味は、まあまあだった。
でもわたし的に一番美味しかったのは、サラダだった。

ふぅ・・・今日はよくがんばった/英語編 おすすめ 英単語

 今日はずいぶん久しぶりに英語の論文を書くというので、すごく頭を使ってしまった。
何とかできあがったので、英語の得意な息子(大学生)に添削してもらおうと、電話やメールをしているのだけど、連絡が取れない。
そういえば、駐車場の大家さんに通訳として雇われて、6月頃外国に行くことになりそう、って言ってたな。
もう行ったんだろうか・・・あてにしていたのにな。

英語は下手なのに好きで、時間があればiPhoneでずっと聞いている。
今のお勧めは「ユメタン」。0から3まであるのだけど、一般会話的なものだとすると、「ユメタン0」がおすすめ。
アルクから出ていて、1470円也。
ユメタンの2の内容がスラスラできるようになったら、きっと大好きな映画が今よりずっと観やすくなるんだろうと思う。

ユメタンの最大の良さは、「日本語→英語」の順になっている事。
日本語を聞いていると、ついつい「予想」を立ててしまう。
「検査する、っていったい何だっけ?」みたいなカンジで。

興味のある方はどうぞ。