2010年7月19日

久々にいい映画だなぁと思った・・・Inception/インセプション


小仕事と大仕事の合間で、少し時間を見つけて、映画館に行った。
 映画はいいなぁ・・・
でも夏休みで、親子連れだらけで大変な渋滞だったけど(^^ゞ

選んだ映画は Inception/インセプション

日本語訳にすると「はじまり」。
観終わって思ったのだけど、タイトルは、「始まり」でも良かったかもしれない。
制作・監督のクリストファー・ノーランは、この作品で観客を混乱させようと狙ったはずだから、タイトルの意味でさらに混乱させてしまう方がよかったと思う。

内容はマトリックスばりのSF大作です。

さわりを書きましょう・・・
相手の脳内に進入して<情報>を盗むプロフェッショナルのコブ(ディカプリオ)が、難度のかなり高い仕事を引き受けるところから始まります。それは、相手の潜在意識にあるアイディアを植え付けて来る、という仕事。
コブは、アメリカに息子と娘がいるのだけど、指名手配を受けているので会いにいけない・・・しかしその仕事を成し遂げたら、アメリカに戻してやるという駆け引きで、引き受けるわけね。

ラストがよいのよ。
一見、二つの解釈が成り立つラストになっていて。
でも、素直に観れば「こうとしか思えない」という事に落ち着くに決まっているはずなのです・・・でも、映画館の観客の反応はかなり混乱した様子。
私の知り合いに話しても、「あれはどう受け取ればいいんだろう?」というような反応だったな。

のんびり観ようとか、爽快感を狙って観るのだとしたら、別な作品がいいですよ。
でも映画好きには観てほしい作品。
 観終わった後、結果は「こうでしょ」という話をしてくれるとありがたい。
それから、「夢」の中がテーマなので、わたしのように睡眠不足の人は、何度か寝ちゃうとおもう。
わたしはコーラの大きいのを片手に、何度か睡魔に陥りつつ、何とか最後まで観たというカンジでした(^^ゞ

ところで、まえまえからディカプリオは一皮むけて、いい俳優になりつつあるなぁ、という事を書いてきたのだけど、だんだんそのパターンも一定化して来て、「そこそこよい」くらいになって来たカンジで、少し残念。