2011年11月26日

珈琲を巡って ベートーベンの点てた珈琲は濃いのか薄いのか? 朝本屋!/村山 斉 宇宙は何でできているのか? 幻冬社新書/サイモン・シン ビッグ・バン宇宙論

何とか明日の宮古行きの準備は今日中に終わりそうです。
ふと「そういえば明日の飛行機は何時だっけ? 九時かな十時かな?」
とか考えながら、講座を主催してくださっている方からのメールを見てビック…
すばらしく早い便だ…こりゃまずいヽ(゚∀゚)ノ
でも、あわててもしょうがない。
人間、100%を目指すとダメになる。
とりあえず90%…四捨五入で85%ならOK!
そんな感じでビールに手を出しています。

今朝は四時くらいに起きて、珈琲を点て、仕事をしていました。
前から気になっていたベートーベンがいつも60粒の珈琲豆で点てていたという珈琲は濃いのか薄いのか?
の実験で、きっかりと数えて点てました(^^
少し前に書いた英文のコラムの最後の文章に

I wonder if Beethoven's bitter expression was due to his coffee habit.


 ベートーベンの苦みばしった表情は彼の珈琲を呑む習慣によるのだと思う

とあります。
それが気になっていたからです。
「60粒で点てた珈琲は苦みばしるような表情をする程濃いのか?」

わたしは、あれは珈琲の所為ではなくて、きちんと60粒で作るように、と下僕に指示して、しかもそれをちゃんと守っているのかチェックしていたという神経の所為だと書いたのですけど、いったいどうなのでしよう?


皆さんはどう思いますか?


もちろんデミカップのような小さな入れ物に作ると濃くなるのでしょうけど、ごく普通の喫茶店サイズのカップで点ててみました。

下が60粒の豆を引いた珈琲です。



私がいつも点てる珈琲よりずいぶん少ないのです。
珈琲豆の粒がベートーベンの頃とかなり違うという事は無いでしょうから、ベートーベンもこれくらいの量で作った珈琲を呑んでいたのです。

普通サイズのカップ(ほんの少し大きめかな?)に注ぐとこんな感じです。
薄いのです。
アメリカンを頼むと、時々これくらい薄いのが出てくる事があります。
小さめのカップでやっと、普通の喫茶店の珈琲くらいになるのでしょう。
それでもスタバのレギュラーよりは薄い珈琲になるはずです。

こうやって60粒の珈琲の謎は、朝四時過ぎに解かれたのでした(^_^)/~

さて、一仕事終えて九時過ぎの事。
息子を都会に送りながら、大好きな「朝本屋」をしてきました。
行きつけの「珈琲が飲める本屋さん」で一時間半くらいのんびりと本や雑誌を読んできたのです。
来年の大きな計画を前にして、娯楽的な読書はほとんどしていなかったのに、昨日の「僕って何」で、禁じていた読書を再会してしまったからなのでしょう…
忙しさの中の、とてもいい時間でした。
本屋さんのカウンター席には、可愛い人形も置かれていてなかなかよい。


頭の星が、クリスマスをイメージさせて幸せな気分。
二冊しっかり読んで、あと二冊はブラウジング(眺め読み)!
幸せなひと時。

一番良かったのが「村山 斉 宇宙は何でできているのか? 幻冬社新書」。
じっくり最後まで読んだのですけど、感心したので購入しました。

といっても、宇宙関係ではサイモン・シンの「ビッグ・バン 宇宙論」以上のものはまだ表れていないと思います。

以上