2012年1月4日

ゆし豆腐 続き(1)/ 「ゆし豆腐」と「カリユシ」/琉球言語学上の大きな発見かもしれない

ゆし豆腐に凝った数日、いろいろな発見がありました。

まず、凍らせた「ゆし豆腐」が、即席の「○○豆腐」になるということ。
そして、けっこう美味しいという事。
これは次回書きます。

それに合わせて、実は、沖縄の方言について発見した事があります。

沖縄で、めでたい時に使う言葉に
「カリユシ」
という言葉があります。

けっこう使われていて、
「かりゆしビーチ」
とかいうように、
「かりゆし◯◯」というネーミングがめずらしくありません。

全県的にも
「かりゆしウェア」
はクールビズの魁として有名になりました。

その「かりゆし」は漢字でどう書くのか?
それに関する発見です。

「かりゆし」の説明として、Wikipediaにこうあります。
http://www.goyah.net/key/%A4%AB%A4%EA%A4%E6%A4%B7
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クイズでこういうものが見つかりました。

http://www.nahaken-okn.ed.jp/oona-es/gaku/okinawaquiz/oki-quiz14/okinawakuizu14b.html


これは、しかし、どの答えも違っています。


眠くなって来たので、すこし答えを急ぎましょう。


「カリユシ」
というのは、単なる「幸せ」を意味しているのではありません。

「カリ(幸せ)」を「寄せる」という意味に違いないのです。
「ゆし豆腐」←「寄せ豆腐」
という話から大胆に、そう予測しています。


あの人の処に幸せを寄せる、自分の処に幸せを寄せてくる、というステキな言葉なんですね。


かりゆしウェア
っていうのは「幸せを寄せて来てくれる服」
かりゆしビーチ
っていうのは「幸せが寄せ来るビーチ」
なかなかいい。
今までは、気づかなかったな。


そう思って、webで検索すると、いくつか出てきました。
根拠が示されているサイトには巡り会えないのですけど、これはもう、間違いないでしょう。


タイトルには「大きな発見かもしれない」と書いたのですけど、web上で、この解釈で書いた方達もいるので、私の発見とは言えませんでした。
でも、独立して発見したという意味では成り立つね(^^ゞ


たかが「ゆし豆腐」と思うなかれ。
深くこだわる中で、個人的にいろいろな発見があるのです。


おやすみなさい( ´ ▽ ` )ノ