2013年4月9日

量子力学問答とガン治療(1)

 息子と朝モス。
 息子が最近読んでいるという相対性理論の話になり、重力や光の問題を語り合っていました。
 私が専門的な哲学的な話や科学の話を語る相手は、おそらく息子がダントツで、なかなかたのしいのです。
 

 そして必然的に量子力学の話に進みました。


  相対性理論や量子力学がどうしたという中で私が出したこの話を少し書いてみます。

 ※

 そもそも相対性理論がどうしたとか、量子力学がどうしたという話は、例えばこのバーガーの中のレタスを育てている人には何の関係もないじゃないかという意見がある。
 そんなワケのわかんない事をやるのは暇人で、そんなのにお金をかけるくらいなら、ホームレス対策に使ってくれよ、という意見とかね。
 でも量子力学の研究が無くては実現できないものがたくさんある。
  昨日偶然Podcastでなかにし礼さんの話を聞いたんだけど、彼はガンだったのね。
 それが完全に治ったんだって。
 「陽子線治療(重量子線治療)」 
 って聞いた事ある?
 普通の放射線治療は正常な細胞も破壊するので、患者さん自身にかなりの負担をかける。
 けれどこの陽子線治療は、正常な細胞には影響を与えずに、がん細胞をピンポイントで破壊する治療なの。

 さて、この治療っていくらかかると思う?



                        つづく