2013年4月9日

「休み」考

 私の休みが一年で四日しか無かった、という話をしたら、知り合いにとてもびっくりされたので、少し書きたくなりました。

一年で休みが4日だと、殆ど何にもできないじゃないか、と思われてしまいますが、映画にも行けずに散歩ができないわけでもありません。

 研究所に毎日行っているわけではなくて、休みをとって、東京から来た友人と語らう事もあります。

 第一、この忙しさは私が好きでやっている忙しさなのです。

 友達とカラオケにだって行けます。
 県外の息子のところにいって語らう事もあります。 ですから、そういう日々をいれたらおそらくもっと休みはあるのです。
  ご心配なく。
 
 私の休みの定義は、他の人と少し違っているのかもしれません。
 完全Offなのです…離れるのです。
 つまり全く一人になってしまう事なのです。

 ですから、本当は「完全Offが年4日」って答えなくてはいけません。

 そんなのが必要なのか?
 私には必要なのです。

 自分の心の声を聴く必要があるのです。
 自分が本当はどういう事を考えているのか、
 何がしたいのか、
 どういう事をしたくないのか、
 そういう事を、周りからの情報を遮断して、しみじみと自分に語り、自分の思いを確認する時間が必要なのです。

 だから山に入ったり、
 大都会をただ単に歩いていたり、
 川沿いにテントを張って、空を眺めながら寝たりするのです。


 独りの時間なんて必要ない、とか
  独りは寂しいという人もいます。
  それはそれで何よりです。
そういう人からよく
「独りって寂しくないんですか?」
と訊ねられる事があります。
「寂しいですよ」
と答えます。
 この寂しさが、なんとも言えず、良いのです(^^