2010年5月15日

グリーン・ゾーン

 人間ドックは、午後から映画がみれるのでうれしい(^^

今回のドックで
「体重とコレステロールを落とすように」
というお達しが出た。
わたしは献血を年に3~4回くらいしていて、その時の検査結果をみる限りではコレステロールはそんなに高くない。つまり今回の数字は二月・三月・四月と続いてきた宴会・飲み会・パーティーの積もり積もったものが数字に出てたわけだな(-_-)
それでも肝機能も心臓も腎臓もかなり良い結果だった・・・あれだけの暴飲暴食をしっかり捌いているわたしの内臓くん達に感謝。

お医者さんに「お酒、けっこう呑んでます?」といわれたのですけど、思い切り、ウソついちゃった。
「いえ、ほとんど・・・呑むとしてもビール1、2杯くらいです」
「そうですか・・・じゃあ、お肉とかに偏った食生活なのかもしれませんね。青魚もしっかり食べるようにしてください」
ここから、細かく食事の注意をうけることになってしまった。
ちなみに私は、お医者さんに言われなくても魚をいっぱい食べている。
 

さて、午前中は注意を受けて、昼からグリーン・ゾーンを観に行った。
イラク戦争開戦の表面上の理由は、大量破壊兵器を押さえる、という事だったけれど、結果的にそれはなかったという事実は有名。
マット・デイモンのグリーン・ゾーンは、その史実を巡ってのスリリングな展開になるのだろうか、それとも実は新たなる事実が暴露されるのだろうか、とか思いながら観ていました。
ま、迫力はあるけれど、社会的な意味合いはあんまりなかったな。

 その意味では、ロバート・レッドフォードの Lions for Lambs 樹楽庵訳「羊たちに扱われるライオン達」 邦題「大いなる陰謀」の方がよかった気がする・・・わたしの友人達には不評だったけれど。





映画ついでに、最近みた映画で、演技が胸につかえて気になってしかたがないものを・・・
「アリス・イン・ワンダーランド」の白の王女の演技、どこをどう観ても変。あのキャラはおかしい・・・まるで心ここにあらずという演技をしてしまっている。変に体をくねらしながら、踊っているようにセリフを語るし、表情もへん。
お笑いの「はんにゃ」の演技をみているよう。
はんにゃは笑えるけど、あの女王は、真剣らしいから笑えないし・・・
記憶から早くさってもらわなくてはいけない・・・
とか思ったら、やっとあの顔で思いだしてしまった。
「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイじゃないか。
どうしてしまったのだろう、何かあったのかなぁ。
監督、ティム・バートン、どうもわたしは気が合わない相手のような気がする。