2010年5月5日

どっちに転んでもシメタを探せ(1) 山にて・・・

  運よく時間が作れたので、関西の大学にいる息子の処に来ています。
  考えてみると、ここ四年ほど、宇宙関係の取り組みで仲間たちと走り回っていて、こんな時間のゆとりを見つけるゆとりはまるで無かったな。一緒に走ってくれた仲間たちもそれは同じ事で、“のんびり"とは無縁の時間と長くつき合ってくれたんだなぁ。
仲間たちはこの連休を、のんびりと過ごしているだろうか・・・
組織は実質上解散してしまったけれど、あの仲間たちはずっとわたしの宝物として誇りとして、いつまでも大切にしたい。

さて、4-5日前にうまく飛行機のチケットが手配出来て、息子に
「元気でやっているかい? キミの新しいアパートもまだ見ていないし、いろいろ語りたい事もあるから、この連休に行くからね。一緒にいろいろ出かけよう!」
と電話した。
するとアパレル業界でバイトしてる息子は、「少し待ってね、調整してみる」という忙しそうな返事。
大学生だからゴールデンウィークは休みだと思っていたのに(^^;
そういえば、去年のこの頃、宇宙イベントで通訳を担当しに戻って来てくれた時にもトンボ返りしてた事を思い出す。あの時はかなり無理してわたしに力を貸してくれたのだな。
たいせつな仲間のひとりだ。

前日に「何とかなりそうだ」という話がきたけれど、行く当日になって、
「父さんごめん、バイト仲間の休みとの関係で、父さんが来る時には一日しか休みがとれなかった(^^;」との事。

ま、「どっちに転んでもシメタを探せ!」の座右の銘に従って、向こうでわたしがたのしむ方法をいろいろ考えた・・・初日と最終日に息子のAPに泊まっていろいろ語る事として、中二日は山に行くことにした。
山は、わたしの一番好きなところと、それからまだしっかり眺めていない「剣岳」を狙おう。
装備は0状態。
クツも普通のズックだし、寝袋も持ってない。リュックもデイパック程のものしか持ってない(^^;
 装備をして山に入った時でさえ、何度か危ない目に遭っているので、こんな状態でチャレンジはできない。
でも剣岳が見えるところまでは行かねば。

結果的に、山では、かなり充実した日々を過ごすことができた。

写真も、山岳写真集で見るような、いい作品が撮れたと思う(^^

これは剣岳を見ようと歩いたけれど、あまりにも時間がかかって夕暮れとなり、山小屋に引き返す時の夕陽の写真です。