2010年4月18日

緊張についてまた考えてみた

わたしの所属する空手協会の昇段審査が毎年、春と秋に設定されている。
春の部が今日あった。

毎回、この時には同じ事を考えてしまう。
「緊張にやられてしまう人と、そうでない人」の二つのタイプについて・・・
私は恥ずかしながら7段を頂いているので、昇段審査を受ける人たちの周りに座っている。
怖い顔しているつもりはないけど、きっと受験する人たちからするとそう見えてるんじゃないかな。

今回も、空手の型をやっている途中で、頭が空っぽになったのか、途中で止まってしまう人がでた。
すごい緊張で、体もあまり動かない上に、声も出ていない。
泣きそうな顔になりながら、「すみませんでした」と礼をして終えたのだけど、その人の先生の話を聞くと、道場では間違えた事がないという・・・
そんなものなんですよね。
あの場はかなりの緊張を生んでしまうものです。

緊張を脱く方法ってどんなものなんだろう・・・
一つは「呼吸法」で、もう一つは「イメージ・トレーニング」だとアドバイスしているけれど、結局、本番までにどれくらいひっしになって汗を流しているか、がすごく重用。
「これくらいやれば何とかなる」というカンジで、昇段審査会に来て、ヤクザの親分さんのような人たちが周りを囲んでいる中で、「さあ、いつも通りの型をやってみろ」と言われても、なかなかね。

読んでくれている方で、緊張を脱く方法を身につけている方がいたら、ぜひ教えていただきたい。